iPhoneのコスト構造と利益配分
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注目のコメント
Appleの利益の源泉はiPhone、iPhoneの利益の源泉はコア技術の取得とコア投資を自社で行っていること。
iPhoneの筐体の中にある部品やモジュールの中で最もコストを占めるのがディスプレイなので、ディスプレイを中心とした分析になってるのだと推察する。
インセルタッチパネルや3D Touchのコア技術やパテントを押さえているのは強い、と。
あとこの記事で指摘がなかったが、液晶パネルメーカー含めたモジュールメーカーは既に材料コストの交渉権が無く、最大手セットメーカーは材料メーカーや部品メーカーと直接交渉する、と聞く。
そのため、モジュールメーカーはある種、アッセンブラー(組み立て屋)と化しており、歩留りや在庫管理が利益に直結してしまうような状況になっている。
だが、NPのテック系読者の皆様ならご明察の通り、部品や回路、プロセス設計と歩留りというのはある種、対になっており、変な設計だった場合にひどい歩留りとなってしまうことがある。が、それはモジュールメーカー側の責任負担になってしまう。
この辺りが魂を持った経営、と言うよりもどうセットメーカー側に製造や設計、生産技術面でのセオリーを飲ませるのか?それともセットメーカーと一緒になって新しい手法を生み出すのか?というテクニカルスキルの話になってくるのだと思う。
鵜飼さんはホシデンの出身だったんですね。当時のAppleとの体験談も非常に興味深いです。7-8年前にディスプレイの基礎に関する講演を拝見させていただいたことがあります。ak iさん、Pick有難う御座います!3ページ以降の設備投資についての変化は既知だが改めて考えると面白い。雇用に関しては、それでもあくまでEMSが持っているのでリスクを負っていない。あとkikidiaryさんがコメントされている材料価格の交渉は、自動車メーカーを思い出す。ちょうど今日も鋼材支給価格の引き下げの話が合った。
https://newspicks.com/news/1404218