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薄っぺらな親日論。天皇のフィリピン訪問から学ぶべき歴史観

NewsPicks編集部
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    ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

    記事を執筆した川端です。公開して2時間で多くのPickとコメントを頂いていることに驚きました。タイトルは悩みましたが、普段感じている言葉で、敢えて「薄っぺら」としました。「先の大戦」についての価値判断は避けて書いたつもりであり、歴史論争をするつもりはありません。

    これが唯一の解と論争するよりも、それぞれの人が自分なりに学び、歴史と向き合って出した考え方には一定の敬意が払われるべきでしょう(一般人のレベルでは)。

    お伝えしたいことは、「親日、親日→ビジネスにいい」という表現に対する違和感です。

    政治的な行為や発言ができない皇族は、ぎりぎりのところで歴史観とメッセージを伝えている。両陛下の「慰霊の旅」は日本兵に殺害された人に対する謝罪などではなく、「先の大戦」で命を落とした全ての人に対する追悼の意思を表すためだと個人的には解釈しています。私は「先の大戦」という表現に、複雑な思いが込められている気がしてなりません。

    皇族の外国交際については、佐藤考一先生の本をお勧めします。
    佐藤考一「皇室外交とアジア」 (平凡社新書、2007年)
    http://goo.gl/rsqgdM

    我が家は祖父が中国に出征。生きて帰ってきましたが、父が高校生のときに他界し、私は会ったことがありません。実家に残された戦地での生々しい写真をみると言葉を失います。私は東南アジアに行くときに、時間があれば日本人墓地など日本人ゆかりの地を訪問するようにしています。日本人墓地訪問の重要性を説いてくれたのは、現在、某国で特命全権大使をしている外交官です。

    ヤンゴンの日本人墓地では、現地の方が毎日掃除をして、新しい花を手向けて、心のこもったケアがなされています。そこには戦前戦後を問わず現地で亡くなった方々が眠っており、日本人が刻んできた歴史の重みを感じます。ここでも、歴史の重みの前に言葉を失いました。

    マレーシアには真珠湾攻撃よりも先に日本軍が上陸したマレーシアのコタバルという土地があり、海岸に足場が残っています。ふらっと訪れたとき、村の古老たちが当時の様子を「日本兵とは楽しい思い出も、つらい思い出もある」と淡々と話してくれました。

    なお、眞子様のエルサルバドルとホンジュラス訪問も、もっと注目されるべき行事でした。
    http://goo.gl/T2MSSz


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    東京理科大学 大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

    これはいい記事。また、天皇には本当に頭が下がる、相当な激務だろうに。
    また、太平洋圏のアジアの人々の心は日本人も通じるものがある。

    サイパンが好きで時々いくが、あの明るい青空、平和という名がついたパシフィックオーシャンで、戦争があり、まだ、戦車などの残骸もある。

    そういう全てを覆い尽くす現地の方の明るさ。

    感謝し忘れてはならない。


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    フロンティア・マネジメント株式会社 企業価値戦略部長 兼 産業調査部 シニアアナリスト

    記事も素晴らしいが、様々な視座からのコメントが輪郭として加わることで、さらに学びが多いコンテンツに大成している。
    それらに目を通していくことは、ひとつの疑似体験と言ってよい。NewsPicksの真骨頂です。

    特に私が学ぶところが多いと感じたコメントは、同志社大学の木場プロ、アーティストのJasmine Fujisawaさん、早稲田大学大学院の下田さん、東京大学大学院のみゅーとさん、有力アマピッカーとしてお馴染みのFuruyamaさん、DMM英会話のSakaneさん、良著を勧めてくださってるShinohara Toruさん、反対意見だが貴重だと思うのがMasato Oka さん。(うーん、挙げきれない)

    実名登録ポリシーという運営上の判断は理解できますが、導入後だったら私はみゅーとさんのコメントを発見できてないわけで、やはり寂しいなと改めて感じましたね。

    【追記】この連載シリーズの名前「ざっくりASEAN」はやめた方が良いのでは?「薄っぺら」と紙一重。笑


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