Why? 日本人の“世界”は範囲が狭すぎる

2016/2/17
おカネの交渉ができない
堀江 厚切りさんってアメリカの大学にいるときに、日本語覚えようと思ったんだよね。
厚切り そう。自分を差別化するためのツールとして日本語を選んだ。そして日本に来たら、日本大好きになりました。
堀江 ちゃんと考えていて偉いよね。でも最初に就職したのが日本企業じゃなかったのはどうして?
厚切り 日本で働きたかったんだけど、日本の新卒の給料って低いですよね。引きましたもん。アメリカのほうが3~4倍くらいだったから、結局、そっちを選びました。
堀江 そうだよね。もう20年くらい前になっちゃうけど、俺の同級生たちが就職活動していた頃も、初任給が一番高いといわれたテレビ局とかでさえ月32万円とかだったからさ。「俺、バイトだけど倍はもらってるわ」と思って、行く気が全然しなかった。
厚切り 日本の場合、同じ会社に長く居ると徐々に給料が上がっていく仕組みですよね。
堀江 まあね。でも、これからはもう上がらないよ。それは人口ピラミッドを見れば明らかで、労働人口が減るんだから給料が上がっていくわけがない。それは容易に予測できることですよね。
厚切り ということは、人材は会社から離れていくかもしれませんね。もっと報酬がもらえる場所に移っていく。
堀江 だよね。俺も20年前に「これからは給料上がらないんだから、就職なんてあり得ないな」と思ってそうしたんだけど、皆はそう考えていなかったよね。
厚切り じゃ、何を考えて就職しているんですか?