ツイッター創業者は第2のジョブズになれるか
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TwitterとFacebookは一見全く異なるサービスだが、本当の顧客である広告主から見たら同じカテゴリ。それにもかかわらず、Twitterは匿名制、時系列タイムライン(最近まで)というハンデを抱えており、個人の趣味嗜好に応じてターゲット広告を打ちにくい。
特に時系列タイムラインは、投稿の質を下げる(良い投稿が流れていってしまう)、投稿の幅を狭める(確認可能なフォロー数に限界がある)という課題があった。
一方、根強いコアなファンもいるため、彼らの反発を押し切ってタイムラインを変更するのは容易ではなく、それは創業者でありカリスマであるジャックドーシーだからこそ可能だったと言える。正直、ツイッターの復活に最も即効性のある選択肢はGoogleによる買収な気がします。
上場後、ツイッター単独で収支を最大化しようと焦ったから、せっかく初期に構築されたツイッターならではのオープンなエコシステムを裏切って、API有料化したりツイート数表示やめたりしてツイッターらしさを失う結果になってるわけで。
YouTube同様、Googleをパトロンにしてツイッターらしさを磨いた方が、facebookとは全く違うユニークな存在になれるはず。
ちなみにスティーブジョブズがアップルを劇的な復活に導けたのはiPodとかiPhoneとかイノベーティブな新カテゴリの製品を出せたからなので、ツイッターというサービス自体を復活するのは全く違う手腕が必要な気がします。
とはいえ、現時点ではツイッターユーザーの1人として失速したウェブサービスの復活という奇跡を見せてもらえることを楽しみにしてるのも事実ですが。アメリカがダメでもLINEとかと連携して、アジアのインフラサービスを目指す道はまだあるはず。ユーザーが3億人もいるサービスはそうない。Facebookとの決定的な差はキャッシュを稼ぐ力。
Facebookが実名でtwitterが匿名だからというのはたしかにそうかもしれないがイチ要素。ライブ感の共有はtwitterにしかない。
今回の決算は幻想が終わっただけでまだまだこれからに期待。ライブ動画ではtwitterにまだ一日の長がある。