キリンがウイスキー輸出へ…欧州に「富士山麓」
読売新聞
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「まずは現地の飲食店などを中心に販売して知名度を上げる」欧州といってもフランスを中心とした高級店に、でしょうね。以前、獺祭の桜井社長が仰っていたのですが、日本酒でもウイスキーでも、良いものは現地の富裕層にすぐに受け容れられるとのこと。ラベルが日本語で読めなくても、受け容れられるようです。
牧田氏に同意。
酒類メーカーの雄であるキリンは、主力のビール類を始めとして、その他の酒類(ウイスキーやワイン)や清涼飲料水についても、競合他社のマーケティング戦略に押し込まれる一方という印象を受ける。
キリンがいかにしてアサヒやサントリーの追随を許したかについては、経営学の分野でケーススタディとされる日が来る気がします。ちょうど先日御殿場に行ったついでにキリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所を見学してきました。まさにこの「富士山麓」を作っている蒸留所。モルトウイスキー(原料:大麦)とグレーンウイスキー(原料:トウモロコシ)の仕込みからボトリングまで両方できる蒸留所というのは珍しいそうです。
工場見学といえば、最後に試飲がつきものですが、おいしいハイボールの作り方なんかを教わったりして、これがまたうまい。正直、ウイスキーはスコットランドのシングルモルト、ピート臭や磯の香りのするクセのあるやつ以外はどれがどうとか言えるほど詳しくないのですが、素直に美味しいと思うウイスキーでした。
日本のウイスキーが既に世界で最高評価を受け、スコットランドを押しのけつつある、なんてニュースを以前見ましたが、こうして日本の魂の入った商品が海外で評価されるのは嬉しいことですね。