欧州自動車業界のミニ・ヒットは 「免許ナシで乗れる原付四輪」
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
1年位前にルノーのトゥイジーでこの事をしってけっこうびっくりしました。
「ルノー の超小型EV トゥイジー 、14歳から運転可能に…フランス」
https://newspicks.com/news/895888?ref=user_101271
これが普及すれば、ゆくゆくは自動運転車に落とし込めそうな感じ。「日本でも、(中略)高速道路を走る必要のない高校生やシルバー世代やママ向けに、こんな乗り物があったら売れそうな気配は強い」とあるけれど、もうありますよ。30年前からね。マーケットがないことも、既に分かっている。
この類のクルマは「ミニカー」と呼ばれ、法規上も商品セグメントとしても既に確立されたものだ。80年代にはちょっとしたブームがあった。都会ではまずお目にかかれないけれど、田舎道では今でもマメトラ(耕運機)と同じくらいの頻度で見かける。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%9f%e3%83%8b%e3%82%ab%e3%83%bc_%28%e8%bb%8a%e4%b8%a1%29
http://www.takeoka-m.co.jp/new201406/hp_new02.php
日本のほうが余程早く、このカテゴリーは存在するし、最近はミニカー規格のEVも商品化されている。このことにまったく触れないのは、筆者は、日本の自動車事情に相当疎いのだろう。
「軽自動車(排気量600cc以下)」と書いていることからも、推して知るべしなのだけど。
日本でも、もともとは原付免許で乗れたので、田舎のおじいちゃんがよく乗っていた。原付免許は16歳で取れるから、(見たことはないが)高校生が乗っていてもおかしくない。
ただ、原付扱いということで、法定速度も30km/hに制限され、周囲の流れに乗れず危険ということで、法定速度が60km/hに引き上げられるのと供に、普通自動車免許が必要になってしまった。そうすると、値段も大して変わらない軽自動車のほうがいいということで、売れなくなってしまった。こうした免許制度の議論は、「運転者の責任能力」に直結。
欧州やアメリカでは、「自己責任」と「高付加価値な保険」がセットになっている。
こうした考えが、どこでも通用するとは思えない。
日本で、こうした考えをやれ、とも思わない。
年齢、地域、社会形態など、様々な枠組みで、モビリティについて考え直すべき時期。
「移動のあり方」は、それぞれの国や地域で、いろいろ違う。