【膳場×スー(5)】日本の出生率、どう上げる?
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【膳場貴子さん×ジェーン・スーさん対談(最終回)】最終回では、日本の出生率を上げるためにはどうすべきか?について議論が白熱します。
国は「希望出生率1.8」を実現したいーーと言いながら、現実には深刻な待機児童問題、育休が取りづらい非正規雇用の問題など課題が山積みです。
スーさんは、「子どもを産みやすい、育てやすい社会を理想とするなら、その分、税金が高くなるのは仕方がない」と仰りますが、まったく同感です。老後と未来の話に共感。
独身の時は自分のことばかり考えていたのですが、母親になると社会や未来のことに関心が強まりました。私の周りも自分の老後のことや子どもたちの未来についてよく話題になります。
ママ飲み会でも気がつけばどうやったらいい老後を過ごせるか、いい未来を作れるかって真剣に話すんです。で、私たちは真面目だな、と。笑
出生率を上げることについては、育休や復帰以前に女性が20代でも安心して出産し働ける社会になればいいなと思っています。
大学を卒業して仕事が楽しくなるころと出産適齢期が重なってしまう。いくつになってもキャリアを築きやすくしておけば、出産を早めに考える人も増えるのではないでしょうか。
35歳になると不妊や流産の話もよく聞くようになります。SNSでは妊娠・出産のおめでたい報告しか見ないので表になかなか出てこない話題。もう少し若ければと後悔する人も少なくありません。ユニチャームのように就活時妊娠していても30歳まで内定資格が保有できるような制度も増えて欲しいですね。
「柔軟にいろんな生き方が受け入れられる社会」私も何か足跡を残せたらいいなと思っています。
共感や学ぶことの多い面白い連載でした^^「出生率が上がった国で、国の政策が介在しなかった例を聞いたことが私はないんですよ。」これは同じように感じています。税金のアップも同様。それが明確な目的を示して子育てしやすい社会にするために、例えば全ての子供が無償で保育園、幼稚園に入園できる仕組みを作るというなら、そのために消費税が上がることも受け入れていく必要がでてくる。
そして世代が同じなので年金と老後問題、頭をよぎるのは共感します。既に年金を見込んで老後の設計ができる世代ではないのだろうと思います。だからといって、その負担を子供たちに押し付けるようにはなりたくない。その結果、自然と消費に対しても守りに入りがちで、悩ましい限りです。
5回、面白い連載でした。私も子供が生まれたばかりなので、男性と女性の視点の違いも含めて共感することが多かったです。10年後、同じ二人で対談してほしいです。これからの10年で日本の子育て事情はどう変わり、膳場さんは10歳の子供を持つ親として、どのように感じるのか。
まとめられた佐藤さん、ケイヒルさんもありがとうございました。次の世代としてケイヒルさんがどのように感じたのかも聞いてみたいですね。