三重県知事が若きリーダーへ助言「何でも自分でできると思うな」
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注目のコメント
みなさん、いろんなコメントありがとうございます。特に私たち若手政治家は、大きな夢やビジョンを持ちつつ、自分の「発射台」、つまり「強み」「足りないところ」を冷静に勘違いせず認識しないといけないと常々思います。その上で、どういうリソースを使い、どういう人の協力を得て、事を為すかを考えて実践することが大事です。文字にすると極めて当たり前のことですが、しっかりやっていきたいと思います。
戦前の日本の大学ではリーダー教育が徹底していた。学部にかかわらず三分の一はリーダー教育に充てられていた。だからリーダーは部下や自分の組織を守ることが責任だということを認識していた。しかし戦後はこれが廃止されてしまった。だから自分の立身出世のために大学を出る。そして部下はついていけない。人間はどんな天才でも一人でできることは限られている。どれだけ多くの人が自分のために協力してくれるか。その協力を引き出せる能力こそがリーダーの能力だ。それは話し方と態度だ。他人を馬鹿にしない話し方、他人を馬鹿にしない態度、極めて重要だ。能力があってもこれが分からない人はリーダーとしては不適だ。自分で仕事をこなす能力があればリーダーになれるわけではない。