【平×山崎（5）】アベノミクスにはなぜ分配政策がないのか
2016/02/05, NewsPicks編集部
イノベーターズ・トーク Part 5
【平×山崎（5）】アベノミクスにはなぜ分配政策がないのか
2016/2/5
対談も終盤に差し掛かった頃、山崎氏が1つの疑問を口にする。アベノミクスは金融財政と規制緩和というパッケージになっており、分配政策が盛り込まれていないのだ。
民主党政権時代の子ども手当を「すごくよかったと思いませんか？」と山崎氏が振ると、平氏は民主党政権の政策を手厳しく批判しつつも「子ども手当はわかりやすい」と評価。マイナンバーが導入された今なら給付付き税額控除で対応できると語る。
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コメント
注目のコメント
対談は昨年の12月14日でした。せめて年内に出して欲しかった→
─最後に、今年の日本経済はどのようになると思いますか。
平：今年はやっぱり中国経済が心配ですよね。私はかなり中国経済を悲観しています。分配政策の話に見せかけ、先ずは民主党政権時代の経済政策の総括から始まります。
「ブラック企業といわれたような、円高とデフレと人余りをベースにしたビジネスモデルは壊れ始めましたよね。」「そうです。民主党が用意したブラック企業用の経済環境も相当程度壊れました。」のやり取りは、斬れ味鋭く笑ってしまいます。
しかし、そんな下りから「民主党はダメでも、子ども手当はすごくいいですよ（笑）。」という下りに持って行き、本論の分配政策について議論する…。山崎先生のトーク力が光る対談でした！
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