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日銀のマイナス金利政策は「劇薬」なのか!? / 矢野浩一 / 応用統計学

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良記事。
日銀の量的質的緩和〜マイナス金利、またEUのマイナス金利〜量的緩和の流れがわかりやすくまとまっています。
それと現状で日本の経済情勢を回復させるためには最後の一文に尽きるでしょう。
”政府には消費税率引き上げ延期を含め、本格的な需要喚起策を望みたいと思います。”
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「新日銀の根幹にある発想であり、その根幹は2013年4月から今日にいたるまで一貫して変わらない」

既にこの発想では上手くいかないことは明らかです。

「レジーム・チェンジをはっきりとした形で誰もが分かるメッセージ」

マイナス金利は新たなレジームの転換にもなります。

「2013年3月にはインフレ率(コアコアCPIでみて)は約マイナス0.9%とデフレでしたからマイナスをプラスに転換したことは大きな意義があるといえます」

インフレ率は中間目標のようなものであり、デフレ不況から脱却できない限り意味はありません。

「1月29日に発表された方式(階層構造方式)は、金融機関の金融仲介機能をできる限り損なわず、なおかつ従来から行われてきた量的・質的緩和とマイナス金利が調和する」

従来のやり方の範囲に留まる以上効果はでないでしょう。

「プラス0.1%の付利がつきます。つまり、このままいけば金融機関は1年間で約2000億円以上の利息を日銀から受け取れます」

これを正当化するのは難しいでしょう。

「政策金利残高のマイナス0.1%の付利が短期名目金利の下限を形成する」

短期金利の下限は本来、銀行間市場金利(政策金利)のゼロでしょう。そもそも政策金利残高という言葉はありません。

「旧アベノミクス3本の矢は、大胆な金融緩和と機動的な財政政策で需要不足を解決するべく始まった」

リフレ派は金融緩和で解決できると言ってたはずです。

「政府には消費税率引き上げ延期を含め、本格的な需要喚起策を望みたいと思います」

責任転嫁してはいけません。もし、本当にそう思うなら、単なる太鼓持ちでないことを示すためにも、かつて白川日銀や民主政権に向けられたような調子で現政権を批判すればよいと思う。
わかりやすい!ためになりました。
矢野浩一准教授(駒澤大学経済学部)の日銀のマイナス金利政策の解説です。

「記事のメモ」
・ 日銀の基本的な方針は変わっていない。(1)民間の予想インフレの引き上げる。(2)長期金利の低下を促す。この2つを通じて、予想実質金利を引き下げ、消費・投資を刺激し、最終的には物価目標2%を実現することを目指している。

・金融機関の収益が急激に悪化することがないように配慮されている。「日銀当座預金」の大部分の「付利」は0%もしくはプラス0.1%に維持される。

・「日銀当座預金」残高における政策金利残高のマイナス0.1%の「付利」が、マイナスの短期名目金利を形成する。

【予備知識】
「日銀」は、銀行の銀行
「日銀当座預金」は、日銀にある銀行の口座
「法定準備」は、銀行が日銀当座預金に預けなければならない一定のお金
「超過準備」は、法定準備を超えたお金
「付利」は、超過準備に対する利息