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与党の改革派の本音です。→『よく評論家の方や、野党の議員の皆さんや首長さんが切れ味の良いかっこいいこと言いますけど、実現しなければ意味がありません。政治の現場の改革は白地に絵を描く作業ではありません。今までの制度と手続きを前提に、いかに果実をとりにいくかが重要です。』
ドリルの刃になるのって精神的に辛いよね。よく頑張ってると思うよ。褒めてくれる人少ないしなあ
成長戦略として規制緩和が必要不可欠という点はお二方とも合致していてあとは方法論の問題ですね。現状では国家戦略特区から規制緩和を波及させていくのが急がば回れで現実的だと思います。これはエリア限定でやってみて失敗であれば後戻りしやすいということもあります。ただ、一気呵成の改革とはならないので、時間がとにかく掛かること、また、時間がかかることで改革が骨抜きになるリスクを孕んでいることには常に注意を向けておく必要があるのではないでしょうか。
昨年9月、仙台市の国家戦略特区会議で、平議員(当時内閣府副大臣)とご一緒しました。その会議で、政令市で初めて保育士の試験を導入することを仙台市が可能にし、保育士確保の道筋をつけました(※1)。しかし、その後厚労省が年2回の試験を特区に関係なく進めているのをみて、「特区でやった意味があったのかな?」なんて素朴に考えていましたが、お二人の対談で合点がいきました。

「私も正直いって、特区での対応ではまだまだ不十分だと思います。でも規制省庁のメンタリティーからすると、特区で始められるというのは実は屈辱的なんです」(平議員)

特区でまず事例をつくることで、規制官庁の本気を引き出したわけですね。

※1 「地域限定保育士」導入 仙台市、試験実施へhttp://mainichi.jp/articles/20150908/ddl/k04/010/214000c
元官僚として対談を聞いていて感じたことをいくつか。

官僚は政治によって作られた枠組みで動くことが基本。政治家が時代に応じた枠組みの変更や、新しい枠組みを作らなければ、官僚組織は硬直化します。「全て政治のせい」だ、という意味ではなく、官僚の役割は実施実行、国民の代表である政治家が民意を反映して枠組みをつくる。

そうした当然の役割分担がこれまではいびつになっていた。それが岩盤規制になってしまっていた。

平さんの話しは、政治家の役割の基本に忠実なのだと思います。これは、自民だから、民主だから、共産だから、という党派に関係なく、基本中の基本なのだと思います。

こういう話しの流れになったのも、山崎さんの切り込みあってのものでした。
今の時代に求められる政治家の仕事について、語られています。岩盤規制で前に進まないのであれば、先ずは特区を作って試してみて、その後、判断する…。政治におけるリーンスタートアップのような感じでしょうか?
反対論、慎重論を持った人たちに納得してもらうのが政治家の仕事と仰られる平さんのマインドセットに期待しています!
平さんの「なるほど、俺は使い捨てのドリルの刃なんだな」と思いました(笑)」というのがシュールかつ、それだけ刃こぼれがあることを物語っていますね。きっと大田区の民泊解禁までのプロセスもかなりの苦労あったのではないかと想像します。

こうして整理して説明いただくと、国家戦略特区に対する理解も変わってきます。対談者の山崎さんの引き出し方の巧さが感じられました。

追記:
どなたが相手でも山崎さんのスタンスが変わらないから引き出せるのでしょうね。「餌付けされた獣みたいな人たちをコントロールするのは大変ですよね。」なんて、内角高めをえぐるような会話が面白いです。
岩盤規制ということでしたら、先送りされ続けている労働規制の緩和に一刻も早く取り組んで頂きたいと存じます。
素晴らしい。地に足ついています。
なんでもかんでも全国一律にやろうとするのがおかしい。言葉は悪いが官僚の思い上がり。
この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。