クックパッド<2193> 関係会社株式評価損に伴う特別損失の計上(個別)に関するお知らせ - 有報キャッチャー
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注目のコメント
<追記>世古さん、ありがとうございます!たしかに直近開示の9月で、連結で純資産217億、単体184億なのでそれに該当しますね(下記37ページ)。
http://bit.ly/1o2lr3G
<追記終>
原本Pickに近いが…クックパッドが米国で事業展開するALLTHECOOKSが計画を大幅に下回っていることを背景に、単体で関係会社株式評価損として約9億円特損計上(連結消去される)。
米国事業を統括していたのは創業者である佐野氏。その点で気になるニュース。なお、有報見たが、COOKPAD Incを通して2014年1月に子会社化(単体から見たときは孫会社)している。一方で、COOKPAD IncもALLTHECOOKSも「主要な連結子会社」とかには出てこない。
適時開示に詳しい方に聞きたいのだが、本件って開示義務に抵触しているものだろうか?下記見る限りはそう思えず、また主要子会社でも出てこないこと踏まえると、違うのかなぁと。そうすると、これをこのタイミングで開示してきた意図というのも気になるところ。
http://www.jpx.co.jp/equities/listing/disclosure/01.html開示の時期に意図を汲み取るか、それとも関係会社の業績が故の一連の流れと読み解くか。結局同じ出来事を見ていても、見る人によって解釈は全く異なるのでしょうね。藪の中の世界。
USでの買収先PMIや新規事業は、現状ではあまり芳しくないものと認識しています。このタイミングで米国子会社の特損計上は意図を感じざるをえませんね。国内事業は業績好調とはいえ、海外事業は強力な競業他社もあり、かつ食文化の違いから苦戦を強いられています。創業者の意向通りの経営方針では厳しいのではないかという声も少なからず囁かれている中で、この内紛がどのような決着となるかは注目したいところ。しかし、あくまでも感情論ですが、ゼロからここまで育て上げた会社なのですから、不毛な内紛は早く終結させて、社内一丸となって前向きに事業拡大に取り組んでほしいと思いますけどね。