【ニトリ】店舗開発も自前主義。リーマンショックで加速
コメント
注目のコメント
ロードサイド店舗の9割が自社物件というのは、小売業界では異例中の異例。
その他のロードサイド店(家電、衣料品、スーツ専門店等)だと自社物件はせいぜい1〜2割。
国内外の物流センターや自社工場を入れるとさらに多いですが、ニトリは国内の店舗用不動産だけでも、65〜70万平米、東京ドーム14〜15個分の広さの土地を持ってます。
こんなに広大な土地を持っている流通業は他ではイオングループくらいのもの。
土地を買って出店するメリットは、この記事にあるように、納得できる立地をピンポイントで押さえられることに加えて、仮に不採算店となっても減損損失が回避しやすいという面もありそうです(店舗が赤字でも土地に含み益があれば減損損失は回避可能)。
この連載は本当に素晴らしいので、次回も楽しみ。記事に敬意を表して、小型犬にできる範囲で補足コメントしてみましたワン。
あと蛇足なのですが、記事中に「土地を買って8年で減価償却する」という記述がありましたが、あれだと土地を償却するみたいに見えます(土地は減価償却の対象外)。ニトリの出店戦略リポートの2回目。点から面を抑えていく戦略が綿密です。「店舗年齢×4」で人の年齢に換算するという、似鳥氏が生み出した計算式で、建物の古さを認識するというのもオリジナリティがあります。
(追記)Mr.チワワさん、ご指摘ありがとうございます!確かに正確な表現ではありませんでした。
「土地を購入して建物を減価償却」と修正させていただきました。
Mr.チワワさんのおかげで、記事がより深く理解できます!
来週は海外の出店戦略、第4回はロードサイド以外の出店戦略をリポート予定です。>>土地取得が、期せずして一気に進むことになるきっかけは2008年のリーマン・ショックである。世間の停滞ムードとは裏腹に、似鳥社長以下、店舗開発チームは沸き立った。「これはチャンスだ!」と。
ここはポイントですね!
このタイミングをチャンス、と思えたことが素晴らしいです!