視点:正規・非正規雇用の分断こそ日本の弱点=ビル・エモット氏
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めちゃめちゃ当たり前の話なんですが、日本人からはなかなか指摘しづらい論点。海外の人の口からどんどん言って貰えばいいと思います。
正規・非正規の分断は現代日本における擬似身分制度でしょう。
本来は非正規の側の方々がこうした構造を変えるべきと主張すればと思うのですが、「正規社員にしろ」と訴えるのでは結局「自分達も既得権益側に入れろ」と言っているのに近いように感じます。
個人レベルだとそう言ってしまうのも、心情的にはわかるんですけどね。
給料というのはお客様の必要性を満たした結果として勝ち取るもの。会社はキャッシュマシンではないし、給料は月末の金曜日になったら自然と湧き出るものではない。個人で仕事をしていた人間としては、そう感じてしまいます。極めて同意。自分は正規雇用労働者なので記事に沿えば変化によってデメリットを受ける。一方で、社会全体の活力として、正規雇用に「しがみつくこと」がメリットの社会は、リスクを取らないことにつながり、衰退産業にもしがみつくだけしがみつきがちになる。でも社会全体が成長することのメリットを、年金(って受け取れるのかな…)や経済全体の成長から受け取ることのほうがあるべき。そのためには、産業の流動性、その手段として雇用・資金の流動性を上げていくことは必須だとずっと思っている。
非正規といってもいろいろありますが、大きくはフルタイムの期間契約とパートタイマーの二種類ですよね。
契約社員で正規のもつベネフィットで、得られないものってなんですかね?安定的な雇用ぐらいじゃないですか?
小さい会社なら福利厚生のベネフィットなんてないし、退職金だってない。
社会保険はフルタイムなら入れる。昇給昇格とかキャリアも選んだ会社や職務によってはないでしょ。
すなわち、安定的な雇用ってことだけ。
大企業で非正規労働で働いている人がかわいそうですか?
不利益ですか?それなら小さな会社で働く人との賃金格差はどうしますか?
パートタイマーの場合も同じですね。ただしこちらのほうが若干、手は打つべきでしょうね。古谷さんがいわれるとおりで、配偶者控除のような働かなくてもいいのでは?的なマイナスのインセンティブはなくすべきです。
パートタイマーの最大の問題は、短い時間しか働けない人の受け入れ先が簡単な仕事しかなくなることです。なので今の8時間勤務が主力の制度を4時間勤務を新たに考慮に入れて法律を改正したらいいのではないですかね。
一定程度の4時間勤務者は大企業は受け入れ義務化するのはどうでしょう。
ちなみに当社は時短勤務者が多いのでそうなっても困りません(笑