この連載について
政治、経済、安全保障、文化など、さまざまなファクターが絡まりながら進展していく国際情勢。日々、洪水のように流れる情報を追うだけでは、世界の真の姿を捉えることはできない。そこで本連載では、欧米・アジアの歴史学者、経済学者、政治学者が、専門的かつ鳥瞰(ちょうかん)的な観点から、世界のメガトレンドを分析し、国際情勢を読み解く視座を提供する。


この連載の記事一覧

人類がまもなく経験する「次の革命」とは
NewsPicks編集部 530Picks

近い将来「役立たず階級」が大量発生する
NewsPicks編集部 430Picks

米中でなく、中東で戦争が起きる本当の理由
NewsPicks編集部 368Picks

民主主義の機能不全を招いた「意外な犯人」
NewsPicks編集部 457Picks

なぜ人間は、いつまでも幸せになれないのか
NewsPicks編集部 1594Picks
【J.リフキン】日本の弱点は、時代遅れのエネルギーインフラ
NewsPicks編集部 291Picks
【J.リフキン】化石燃料依存の現代文明は、もはや限界だ
NewsPicks編集部 189Picks
メルケルの知恵袋、J.リフキンに聞くIoTと資本主義の未来
NewsPicks編集部 298Picks

「次世代の利益」の重視。それが希望につながる
NewsPicks編集部 94Picks

債務を重ねるだけの各国政府は「マドフと同じ」
NewsPicks編集部 63Picks
日本におけるairbnbの外国人利用問題に顕著に現れていますが、もともとの共同体とは異質なものが入った時の心理的抵抗は強く、包含というより排除の作用が働く傾向にあると思います。
つまり、異質なものを取り込む経験が少ない共同体は、今後のグローバル化で人の行き来が加速する中で、結束が弱まっていくのだと思います。シェアリングエコノミーは共同体の信頼の上に成り立ってますので、今後アジアが特に有利であり続けることはないと思います。
それにしても、この調査結果は驚き。
「ヨーロッパ出身者の52%、米国出身者の55%がシェアリング・エコノミーに対して好意的でしたが、東アジア出身者の場合、75%がシェアリング・エコノミーに好意的でした。」
たしかに日本や中国等の東アジア出身者にとって個というのは共同体の中の自分を指す考え方を基本としているので、シェアリング・エコノミーと親和性が高いのは納得です。
著書を読んでいて感じた疑問をぶつけてみたところ、「自由」「権力」「共同体」などに対する価値観の変化について、鋭い考察が返ってきました。
明日公開分では、再生可能エネルギーの未来について聞いています。