J1優勝は最終目標にあらず。鹿児島ユナイテッドの100年構想
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注目のコメント
「勝利」に依存せず多くの観客を継続的に集めるにはどうしたら良いか、という視点で個人的にこれからのスポーツの最先端だなと思っている事例が新潟で進行中です。
NPO法人アライアンス2002が進めているホームタウンオレンジプロジェクト。 http://alliance2002.blogspot.jp/?view=flipcard
これはサポーターが市民活動としてクラブを発展させていこうという取り組みです。
大事な視点は
「クラブにとって」、「サポーターにとって」、ではなく「市民にとって」アルビレックス新潟があるとこんなに良い影響があります、ということを地域社会(自治体含む)に広めていくサポーターの活動です。
下の動画は20分くらいありますが、スポーツビジネス関係者必見だと思います。
「第2回サッカー楽会」
https://www.youtube.com/watch?v=cbor7vWw7Fw
この活動に出てくるHさんは、アルビレックスが平均4万人を達成していた時のサポーターのリーダーでした。
アルビレックスがあれほどまでに観客を集めるようになった要因にHさんの存在は無視できないどころか、個人的にはかなりの貢献をしていると思います。
一サポーターという立場で、自らの力で様々なムーブメントを起こし、サポーターを1つにまとめあげました。
クラブが抱える問題の解決をクラブに押し付けるのではなくクラブ、ボランティア、サポーターが一緒になって考え、色々な取組をしています。
この動画は、さらにアルビレックスが新潟県に受け入れられるためにはどうしたらいいかについて考えを発表されているものです。
キーワードは「脱サポーター」です。
第3回サッカー楽会が2月14日にあってJリーグも後援してもらえるようになりました。興味ある方どうぞ。
https://newspicks.com/news/1353626 (Jのプレスリリース)
http://alliance2002.blogspot.jp/?view=classic (オレンジプロジェクトのHP)
このようにクラブとサポーターが顧客と提供者とい関係を超えて共同体になり、地域社会に積極的に入っていくというマーケティング3.0(も越えてるかも笑サポ主体なので)のような考え方が今後のプロスポーツ界が目指す方向だと思います。>JFL時代に東京の横河武蔵野FC(現東京武蔵野シティフットボールクラブ)と対戦したときに、約1000人の観客の約半分が鹿児島出身者だったということもありました。
だから鹿児島ユナイテッドFCのお客様は鹿児島県民だけではなく、鹿児島人すべて。
鹿児島にルーツがある県外在住者も鹿児島人。
ルーツがなくても、鹿児島愛を持っている人は鹿児島人。
こういう発想は県外に出て頑張っている鹿児島県出身者が興したプロジェクトだからかもしれないです。
あと鹿児島出身者は自他共に認めるくらい、気持ち悪いのレベルで鹿児島愛が強いですし笑
東京で起業した同級生も「オレは東京で鹿児島人の誇りを示すから、鹿児島でも頑張って欲しい」とスポンサーになってくれました。
鹿児島から県外へ、海外へ飛躍した先人たちのように、ユナイテッドも新しい鹿児島のシンボルとして成長したいです。