半数の企業が「増加」=メンタル不調の休職者-日生調査
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メンタル不調は間違いなく疾患であり、甘えなどではない。
そして、多くは同じ環境では再発する。
ただ、メンタル不調をブラックだの労働時間だのに結びつけるのは間違い。
メンタル不調になるのは、自分自身がダメな人間だと思ってしまった時だ。
多い例は
-上司から、いかにお前はダメなのかを言われまくる。結果自分はダメなんだとおもいこむ。(これがブラック企業パターン)
-仕事が高度な場合、失敗が多くなるのが当然だか、成功体験が少なすぎると、自分はダメだとおもいこむ。
(これはブラックではない)
そして、高度な仕事を行う職場て意外なのは、労働環境が、良すぎたり、上司や会社全体が優秀で非常に物分りがいい会社ほどメンタルをやられやすい。
これは言い訳がしづらいからである。
ドンドン自分のせいだと思い込んでしまう。
回避策は、上司が、巧みに成功しやすい簡単な仕事を混ぜて与えることだ。
単純な仕事でメンタルになるのはブラック、高度(自分で考えて解決せねばならない)な仕事でメンタルになるのは上司が成功しやすい仕事を混ぜてないから。
でも、高度な仕事の場合、上司が理不尽な人でも、メンタルになり辛い。みんなでアホの上司のせいに出来るからである(笑)先日、お会いした社長はほぼ定時で帰る会社を5年あまりかけて作った方だったが、興味深いことを言ってた。
17時定時でほとんどの社員が変えるように一年くらいでなった時、不満が増え、メンタル不調が以前に比べ増えたと。
人は福利厚生も大事だが、それ以上にやりがいや役割、承認を欲してることに気づいたとのこと。
その会社は、もちろん残業なしを変えずに、そちらの部分を試行錯誤しながら変え今ではみんながイキイキ働くようになったとのこと。
有給も大事だが、それだけでは変わらない。
やりがいをもたせられる仕組みを考えていくことも大事だと思う。メンタル不調の発生原因は様々ですが、どの企業でも大抵、
『(新卒でも中途でも)入社1年目に発生率が高い』
『部署や上司が変わった2年以内に発生率が高い』
ことが共通しています。
つまり環境変化はメンタルヘルスだけ見たらリスクなんですね。一方で現在のビジネス環境は『変化しないことがリスク』なことが多いのも事実ですので、メンタル不調を減らすために、「環境変化をしない」という選択はとれないと思います。
もはや人材流動性が上がることは避けられないので、発生率の高い時期や部署などを分析し、予防的な措置をとることが今後の課題かと思います。