基礎的財政収支 ６兆５０００億円に赤字拡大

コメント

注目のコメント

• 堀 義人

  グロービス経営大学院　学長 グロービス・キャピタル　代表パートナー

  ・2016年01月19日

  僕は反対です。将来世代にこれ以上負担を押し付けるべきではないと思います。今の少子化では、負債増は子供達の一人当たりの借金が増え続けるだけです。
  
  2020年のプライマリーバランス黒字化は、是非達成すべく努力をし続けて欲しい。GDP600兆円との両立を目指して、徹底的な構造改革、規制緩和、内需の促進、移民の受け入れ、出生率のアップ、社会保障改革、地方創生を実施して欲しい。
  
  「100の行動」を実行すれば、GDP600兆円とプライマリーバランスの黒字化の双方は実現可能だと思う。是非黒字化の旗を降ろさず目指し続けて欲しい。
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2016年01月19日

  当初の16年度PBの政府見通しが11.1兆円だったのに16年度予算で10.8兆円と3000億円改善する一方で、軽減税率で6000億円財源が必要になるため3000億円悪化するという単純な話です。
• 鈴木 優一

  金融サービス

  ・2016年01月19日

  名目での経済成長率3%というのはまともな経済政策（財政金融政策）を行えば十分可能だと思います。2000年代に入ってからも先進国の成長率が年次で3%を超えた年はいくらでもありますし、日本だけ達成不可能とするのは無理があります。2020年にPB黒字化を達成させるには、デフレ脱却、内需主導での経済成長によって名目GDP600兆円を達成させることが必要不可欠。そのためには軽減税率云々以前にマイナスの財政効果のある消費税増税はあきらかにこれの阻害要因となります。税収弾性値は長期平準化すれば1.1前後でしょうが、景気動向次第で大きく振れるので、これを甘く見て増税をすると一昨年と同様、あるいはそれ以上の失策となる可能性が高いと思います。