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原油安下での米国利上げ局面は、87年にブラジルがデフォルトした時と一緒です。
「このうち南部のリオグランデドスル州の都市タクアリでは、医療サービスを維持するため、カーニバルの予算を公立病院の運営にまわすことにしたということです。」
➡賢明な判断ですね。ブラジルにとってはカーニバルはとても重要な行事だと思います。開催できないほど深刻なのだと心配ですね。
日本でも地方の財政難で花火大会が中止になったりしてますよね。
ブラジル人にとってカーニバルが中止になることは、とっても悲しいことなのでしょうね。
阿波踊りが中止になった時の徳島市民のようなもの?

BRICSと称されましたが、今や元気なのはインドだけ。
資源や(一時的に)安価な労働力に依存しては繁栄を続けることはできないということでしょう。
いずれ、中東の産油国も・・・。
ブラジル経済の深刻さは今さら言うまでもないことですが、まさかカーニバルを中止するほどとは…。
ワールドカップのスタジアム建設等支出も影響しているかと思います。ワールドカップ時の世論調査でブラジル国民の半数以上が開催に反対し、デモ行進まで起きましたが、それは医療サービス等公的サービスをカットしてまでスタジアムを新設するなどのワールドカップ支出に反対する動きもあってでした。

実際にブラジルで聞いた時も、ワールドカップ支出に対する不満が凄かったことを覚えています。当時から自治体財政は火の車でした。でもこれは対岸の火事ではなく、どこかで聞いた話ですよね。
その状況でオリンピックとかできるのかすごく気になる。
財政難で伝統的な祭典が続々と中止になるのは寂しいですね。こうしたニュースが踊ると、今年のリオ五輪も無事開催できるのかどうか、心配になってしまいます。杞憂に終われば良いのですが・・・。
医療とカーニバルは関連があるのか。
記事によると、「医療サービスを維持するため、カーニバルの予算を公立病院の運営にまわすことにした」とあるが、医療サービスとカーニバルの予算は全く関連がないと思う。後付けの理由ではないでしょうか。2015年、ブラジルの政治経済は混迷を深めた。格付け会社のMoody'sは、ブラジルの信用格付けをBaa3に引き下げることを決めた。Baa3は“投資適格”の最下位である。
リオのカーニバルは開催するようです。小都市のカーニバルははっきり言って町内会の盆踊りのようなもの。観光客が多いリオ、そして(サンバではなく、アフロ系の独特の雰囲気で欧米の観光客に人気の)北東部・サルバドールのカーニバルは通貨安によるインバウンド効果をみすみす逃すようなことはしないでしょう。

先週、来日してきたブラジルの友人と話しましたが、リオのオリンピックの施設は95%近く完成しているようです。ワールドカップと違って、リオだけが盛り上がっているようで、ブラジル国民反対の声の有無についても、「少なくともパウリスタ(サンパウロの人)にとっちゃーオリンピックなんて殆ど関心ないよ」って言っていました。
Carnival is the largest global cruise company, with 92 ships in service at the end of fiscal 2023.

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