元祖"買収王"ミネベア、ミツミ統合の狙い
東洋経済オンライン
54Picks
コメント
注目のコメント
任天堂で凋落したのはシャープも同様。ミツミは、加えて、キーボードなどもあり、古いUI関連が多い。プレス加工系が多い。
ミネビアは、経営重心のケースで好例。これまでの経営の説明では無理(染み出し、、)機械部品だが、経営重心が電子部品に近い。80年代には、DRAMに参入して、館山に8インチ工場をつくり、そこそこは健闘して、業界を驚かせた。NMBセミコン、それが日鉄セミコンになり、UMCジャパンに。
経営重心が近いからこそ。ハプティックあたりに参入するかも。
その意味でもNIDECと似ている。ミツミ電機の売上推移を見ていくと任天堂の受注が盛大だった頃が最盛期で3000億円/年あったのが、任天堂の凋落とともに一気に売上が半減してしまった。
カメラモジュールに関してもミツミ電機は任天堂向けを中心に取り組んできたが結局、アクチュエータ向けは生き残るが、部品のみなのでモジュールに比べると単価が低く、ソニーやシャープほどの競争力が担保出来てない。いよいよSSDが様々なところで使われるようになっている。もちろんHDDが消えるわけではないと思うが、HDD用ベアリングで稼いでいるミネベア、そしてルネサス買収が噂されHDD用モーターで稼いでいる日本電産が、同じようなタイミングで大型のMAを検討するのは偶然ではないだろう。
もちろん、SSDの話は、過去10年にわたってされている話。だから車載やスマホやらも広げてきた。とはいっても、二社にとってHDD周りは「儲かる」製品。ただ、いよいよという感じはしている。