「オワコン」業種勤務。将来性のない会社を見限るべきか
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「オワコン」と聞くと、反射的に「今に見てろよ」という気持ちが沸々と湧いてきます。
会社の成長ステージと、そこで働く個々人の成長と機会いうのは全く連動しないものだと思っています。
沈没寸前の船からはネズミが逃げ出しますが、同様にオワコンと目される会社からは目端の利く人から先に抜けていきます。そうなると平時には自分の年次では出来ないような仕事をどんどん奪い取ることができ、一気にチャンスが広がります。
「どうせ沈んでしまうのであれば」と開き直りさえすれば、失敗を恐れずにどんどん挑戦することもできます。それだけ能動的に動ける人であれば、もし本当に会社が沈み込んだとしても、結果としてその後の選択肢も広がるでしょうし。
「オワコン」というのは得てして既存事業に固執するから生じるメンタルブロックであって、なりふり構わなけりゃ、なんぼでもできることがあると思います。仕事は楽しくないといけませんが、楽しいとつい自分の「市場価値」を高めないといけないという意識が薄らぎがちです。常に会社を自分の市場価値を高める道場だと思って仕事に取り組むといいと思います。
これも仮説の相談なんでしょうが、まじめに言えば
仕事が楽しいっていうのは、成長してない証拠です。
仕事っていうのはスポーツと一緒で、苦しいものであって、振り返ると楽しくて充実しているのが理想です。
楽しい仕事の大半は、自分の力の範囲でできるから。
要は、既に誰かもしくは自分がルーティン化してしまった仕事です。
これを繰り返していれば成果が出やすいから充実感があるんです。
佐山さんがおっしゃられている通り、成長がない状況ですから、市場価値は上がりません。「別に転職しなから市場価値なんか上がらなくていい」と思う人もいるでしょうが、それこそ会社全体が傾いたり、業種全体が斜陽になったり、会社がリストラクチャリング、もしくはトランスフォームしようとするときに、いきなり不要な人物になりかねないのです。
年齢にもよりますが40を超えてるのなら、そのまま何も起こらないことを祈りつつ過ごすことも良いとは思います。
しかし20代はこの「楽しい」リスクを早めに気づかねば能力の成長を放棄することになります。
大昔の歌で青春時代って歌があったのですが
「青春時代が夢なんて、あとから、ほのぼの思うもの。青春時代の真ん中は、胸に棘さすことばかり。」
これと同じ。仕事が楽しいなんて、必死でやって振り返って思うものです。