エプソン、「インク2年分」同梱のプリンタ発売 大容量タンクモデルを国内投入
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いわゆるリバースイノベーションの典型例。
インクで稼ぐモデルは誰もが追従し焼き尽くされているので、ここであえて転換して買い換え需要を刈り取る、というのはなかなか切れ味がありますね。
タイミング的にも上手い、どのぐらい売れるか、みものです。とうとう日本でも。途上国で先に販売して日本であとから開始するケース。インドが主戦場だと思いますが、ケニアにも入ってます。安いというのが最大の利点ですが、農村部など、カートリッジを買いに行くのが大変な地域は変えなくていいのもありがたい。学校や政府組織など、紙をたくさん使う人は農村部にもいる。日本の人だっていまのよりこっちの方がいいですよね。
アフリカにおいては、小型プリンターはまだエントリーユーザー獲得の時期ですし、HPが圧倒的に強いですから、HPシェアを切り崩すいい商品になると思います。
私は使ってませんが、ケニアでこのエプソン機を使っている人を見ていると、ちゃんと1年以上、壊れもせずに大量枚数を刷り続けられているようですよ。これまでのビジネスモデルの常識「替え刃モデル」を「リバースイノベーション」によって転換をはかると。これが成功を収めたら、MBAの教科書に載ってもおかしくなさそうな話ですね。