今、ネジ業界が面白い!
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ハードロック工業のネジなどは面白い。そして記事末尾にあるように、確かに「歯車(力の電動)、軸・軸受(摩擦の低減)、ネジ(止める)」は自動車など考えても機械の3要素。
ただネジに関してははたしている機能は「止める」こと。金属製のネジより重さやラインでの装着のしやすさという点で、ニフコなどがやっているプラスチックファスナーに代替されてたり、あとは飛行機の進化はリベットが支えるなど、ほかの競合製品があるのは違う点。でも基礎的な要素だからこそ、たゆまぬ進化が必要なのはその通りだと思う。ボルトで今でも思い出すのが、半導体生産クリーンルームの建築設計・監理で常駐していた工場での鉄骨二重床のボルト締め全数立ち会い。
日本半導体が世界を席巻していた頃で、当時の世界最高クラスの工場。
生産設備も、床に対して非常に高い精度や微振動性能を要求していたため、当時の建築の常識ではありえない精度で施工した記憶がトラウマ。
高力ボルトをまず全数仮締め、その後鉄骨(重いなんてもんじゃない)の精度確認、本締めの繰り返しで、二度とやりたくない。
この工場、当時時間単位で億単位の売り上げになる生産をしていたが、電気担当のトラブルで生産がとまり、当時現場にいた私一人で初期対応とらざるをえなかったのが更なるトラウマ。
本気で死ぬかと思いましたが、振り返るとこの経験でたくましくなりました。
その後、別時期に別の人が担当した社員寮の配管が割れ、水浸しになるなんてこともあったなぁ…(もちろん私が初期対応…)ネジ、面白い!
福井鋲螺(ふくいびょうら)という会社があります。
ネジだけでは無いですが、直径2mm以下の微小なマイクロ圧造パーツにおいて約7割の国内シェア。長尺ねじ部門だけ分離独立させた子会社もあります。福井鋲螺は、1個のパーツでも生産納品するところが素晴らしいです。