有料、動画、調査報道。コンテンツの「新モデル」を探す1年に(佐々木紀彦)
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ファッションが話題のNP編集長 佐々木さんとご飯を食べた話をひとつ。彼が東洋経済オンラインの編集長としてPV競争に勝利しその名をあげはじめた数年前、知人の雑誌編集長が誘ってくれて私を含め3人で会食した。都内高級ホテルの高級中華をガンガン食べ終わり、あーうまかった!とお会計は私がカードでした。
店を出ると佐々木さんは、「失礼承知ですが、ジャーナリストですから、企業から奢って頂くわけにはいきません。」と万札を私に出してきた。
私も普段いかないような特に値段がはる接待系の高級中華だったから、佐々木さん個人に負担をかけたくないと「いやいや、私が払います」と店の外で押し問答。
最後に「私はジャーナリストですから」と押し切られ、佐々木さんは自腹で高額を払い、去っていった。
私はこんなことになるなら始めから高額な店をチョイスするんじゃなかった、とかえって申し訳なかったと思いつつ、とても爽やかな気持ちになった。
企業の悪口を書いて炎上させ、金を請求してくる腐った自称ジャーナリストや、デマでPVを稼いで小銭を稼いで良しとするアフィリエイトが住みつくこのネット界隈を、佐々木さんなら、もっと正しく正義のあるまともな場所にしてくれるのではないかと。
その後、佐々木さんは、ビジネスマンでも安心できるネット空間(ネット界隈の炎上系ユーザーを排除)を作りたいという志を持つ梅田社長率いるニュースピックスに合流し、今、ご活躍の通り。
ちなみに梅田さんは写真と全く同じで性格の良い人。いけすかない奴が結集する投資銀行業界の中にあってもUBS出身者はナイスガイぞろいで有名なのだが、梅田さんもメチャクチャ相手思いの好い人である。
梅田さんと佐々木さんのタッグは、既に日本のネット社会を変えたと思う。
周りの団塊ジュニア世代以下の経営者でNPを見てない人はあまりいない。
本記事にあるようなジャーナリスト路線が、佐々木さんがしたいことかもしれません。私は楽しみにしてます。佐々木編集長によるメディアのトレンド予測。論点は以下の5つ。
1)有料コンテンツのトライ&エラー
2)文字、動画、ビジュアルのベストミックス
3)異分野のメディア・プロとの学び合い
4)ジャーナリズムという切り札
5)エッジの立った個人と小チームが主役
とりわけ僕が関心を持っているのは
1)の有料コンテンツと
4)のジャーナリズム
5)エッジの立った個人と小チーム
の3つ。
先日、既にFacebookグループ(非公式NewsPicksユーザーコミュニティ)でも宣言しましたが、非公式でNewsPicksのオンライン&オフラインサロンを今月、来月あたりから始めたいと思ってます。
プロ・アマ問わずNewsPicksで活躍されているPickerさんをゲストとしてお招きして、オンライン&オフラインでインタビュー・ディスカッション。その後、そのコンテンツをテキストで記事化して有料配信。ゆくゆくは動画の編集・配信にもチャレンジしたいなぁと。
お手伝いして頂ける方を探しているので、ご興味をお持ちの方は気軽に連絡くださいね。
pickers.salon@gmail.com
昨年は「静」がテーマでしたが、今年のテーマは「動」なので、どんどん仕掛けていきますよー。
https://goo.gl/RVGTgC