専門家が読み解く北朝鮮核実験の「伏線」（高英起）

コメント

注目のコメント

• 福島 香織

  Journalist

  ・2016年01月09日

  北朝鮮に対する幻想は、もう一切もてなくなった。やはり対北朝鮮外交は安倍外交の中で大きな汚点となってしまったか。拉致被害者のことを思うとつらい。
  　中国は、これで日本も核武装とかいいだすんじゃないかと、ものすごく気にしているようだったな。個人的には日本核武装反対派なんだが、確かに思わずそういう考えが頭をかすめてしまったわ。
• 川端 隆史

  ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

  ・2016年01月09日

  北朝鮮問題の分析は、長期ウォッチャーが日々の微妙な変化をフォローしておこなうもの。情報がほぼ遮断されている対象を分析するには、僅かな変化を見つけるしかない。その意味で、高さんの記事は王道的な分析。
  
  かつては、ソ連の政治分析は「クレムリン学」と呼ばれていた。クレムリンに旧ソビエト共産党の本部が置かれており、報道される幹部の立ち位置から序列を推測したり、失脚か昇進かを推し量る。北朝鮮分析はそういう手法がいまだに基本という国。
• 山田 広毅

  東京国際法律事務所 代表パートナー　弁護士

  ・2016年01月09日

  朝鮮半島は、南北の経済格差が激しすぎて「現体制崩壊→ガラガラポンのなし崩し的統一」は現実的に無理。(東西ドイツの統一時経済格差は、およそ6対1だったが、それでも統一ドイツは停滞した。南北の格差はその比ではないとされる。)
  
  とすると、現体制継続を前提に、暴発しない程度に抑え込みながら、長い目での融和を目指すほかないのが現実かと。一足飛びの解はなさそう。