大回り3年、今年はアベノミクス相場の曲がり角だ(広木隆)
コメント
注目のコメント
とても情報量があり、勉強になる記事でした。
「日本企業の好業績は円安・原油安の恩恵に負っているところがかなりあり、それが剥落すれば来期の業績は相当見劣りがするものとなろう」と述べられる通り、原油価格の揺動には引き続き注目ですね。他のマクロレポートとも併せて読みたい記事です。最近気になっているのは、予想EPSが下がっていること。日経平均では下記見ると昨年8月には1250円程度、急落で下がるかと思ったらそのあとも粘っていたが、12月半ばに1220円くらいまで下がっている(タイミング的に多分ファストリ…)。予想修正と株価だと株価が先に反応するので、株価が下がるとマルチプルの割安感は出ても、そのあと予想修正が来てまたマルチプルが戻る。そもそも景況感が改善が止まる・悪化するという方向自体がマルチプルの縮小要因。悪いことを上げればいくらでも可能性はある。記事に予想EPS×マルチプルで一般的な予想が出ているが、そこのEPS(伸びそう・伸びなさそう)やマルチプル(伸びると楽観で上がりそう、伸びないと悲観で下がりそう)を掛け算しながら自分なりのレンジ予想をしてみるのは、年始の頭の体操程度に良いと思う。
https://www.asset-alive.com/nikkei/fundamental.phpアベノミクスが金融緩和だけというのはそのとおり。ただし、この緩和が円安→企業収益仮、につながっているので評価はできる。
黒田総裁の口先介入は聞き飽きた。もう打ち出の小づちはない。
と思っていたら本命の政策登場!となるといいんだけど。