LG Display、18インチの“新聞紙のように巻ける”有機ELディスプレイをCESで発表へ
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NHKがずーっと研究してきた巻ける有機ELのローラブルディスプレイ、大型版をついにLGが出してきた。これまではLGでもスマホサイズが限界だった。NHK技研では映像がかなりイマイチだったし、ソニーも昔展示したものはかなり小型だった。
LGがこのディスプレイをどのタイミングで製品化してくるか？これは楽しみになってきた。観に行くのが楽しみ！
巻けるから何？という話はよく聞くんだけど、大ヒットアプリケーションを出してくるのはデバイスを作ってるところではないかもしれないなあ。コストと消費電力さえ低くなれば様々な場所に使われるようになるんだろうけど…LGのR&Dの方と話したら、電源をどうするかで悩んでいた。消費電力が下がらないと、電池も電源も大きくなる。記事の写真も台座に付いているのでモバイル用では無いように見えるが、どうだろう。
モバイルにするなら、ディスプレイ自体が巻けるようになった次は、電源、バッテリーのような周辺デバイスの更なる進化が問われる事に成る。日系メーカーが活躍する場は、矢張りそこなのだろうな。
LGのR&Dにはソニー出身の方が結構居て、この種のデバイスの開発にも関わっていたりする。新天地でいい仕事が出来てが良かったですね、と言うしかないが。この手の薄いディスプレイは、紙のように複数枚を重ねて利用するようになると、今までにない使い方が出てくるんじゃないかなぁと思っています。丸められること自体は凄いんですけれど、そこまで用途が思いつかないんですよねぇ
