昭和ブーム再来? 2016年は「横丁ルネサンス」で乾杯
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注目のコメント
記事をまとめた青葉と申します。
今年で7度目となるリクルートのトレンド予測。
文中では触れられませんでしたが、海外渡航者によるインバウンド消費の点でも、この「横丁ルネサンス」は注目に値します。
観光庁による「訪日外国人消費動向調査」(平成27年7月〜9月期、リンク後述)によれば、
「訪日前に期待していたこと」を複数回答で聞いたところ、調査対象者の実に70.5%が「日本食を食べること」と回答し最大の値になっています。
また「日本の酒を飲むこと」は19.6%で(これをどう評価するかは難しいが)、「日本の歴史・伝統文化体験」の19.0%といい勝負です。
なお単一回答でも同じ質問をしていますが、そちらでも24.4%が「日本食を食べること」に期待して訪日しています(N=9948)。
「日本食」「日本の酒」をどう捉えるかにも「幅」がありますが、少なくとも、居酒屋で提供されうる商品にニーズがあることは読み取れます。
今年もあとわずか、忘年会や新年会に横丁を利用するのもおもしろいですね。
参考
観光庁「訪日外国人消費動向調査」(http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html)渋谷ののんべい横丁はよく行きます。お気に入りは焼き鳥の「和かな」
http://www.nonbei.tokyo俺自身、こういう店に行きたい欲が強くなってたので、感覚としてもよくわかる。
背景にはファストフードばかりでなく、食にこだわりたいという機運の高まりがあると思う。高級店にいってもいいんだけど、それだけでなく、どうせ同じ価格出すのでも、横丁とか独特な食体験ができる場所で食事をしたいと思って人が増えたんじゃないかな?