米国でコンピューター科学が小学校の科目に?
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いい事だと思うけど、視力悪くなる人増えるよな。自分もこの業界で嫌なのが視力低下。視力維持や改善のビジネスをこのテクノロジー教育の波と同じくらいの勢いで考えたくなる。
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いいことだと思うよ。触るだけでも。なんか小難しいこと言ってる長文ピッカーがいるけど、もっと簡潔に伝えられる能力磨けよって思う
日本の小学校にコンピューター科学が科目として取り入れた場合のことを想像してみると、これは僕の想像にすぎないのですが、子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」をちょっといじって終わり程度の域を超えることはないのではないでしょうか?これはこれでプログラミングの入門には適しているのですが、こればかりをやっても全体としては「プログラミングってこんなもの」というある種の落胆を抱かせてしまう傾向にあります。それにコンピューター科学を一分野として、小学生に教えられるだけの人材がどれだけ日本にいるのでしょうか?僕はちょっと疑問です。
岩本浩信さんがおっしゃっているように、"コンピューターの核の発想の部分は数学であり、その数学操作を人間の感性で理解可能なレベルで記述する言語がプログラミング言語"であると考えているので、安易に「最先端っぽい教育」に流されるのではなく、まずは基礎として算数を固めていくことを、小学校でやっていくのがよいのではないかと思います。
もちろん、算数教育の中で距離・速度・時間の計算をプログラミングで行ってみる、さらには物理エンジンであるUnityなどを教材として利用し、ある程度までは学校や教員が用意をしておき、生徒がパラメータの一部を操作することによって、物理シミュレーションのアルゴリズムを感覚として理解する程度であれば、ぜひやっていただきたいと考えています。
あとは、プログラミングによってこんなことが可能になるというのを授業で紹介しておき、興味を持った生徒だけが選択授業、あるいはクラブ・サークル活動で発展的内容に取り組んでいくというのが、現実的に考えて、妥当な選択肢であると、僕は思っています。
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追記
僕は優秀な生徒は、より発展的な内容に取り組んでいくべきであると考えています。例えば、算数にしたって『フーリエの冒険』のようなイラストによって単純明快に数学について語られている副読本を利用すれば、小学生であっても大学初年度程度の基礎数学までを習得することは、多くの方が思っているより、困難なことではないと思います。
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追記2
教科の新設はせずに、教科の授業に関連付けて育成する教育案と、妥当な合意に達することができた[1]ようで、安心しました。
[1]06/04 09:08(毎日新聞)http://goo.gl/ghxm0Mこの間、息子とプログラミング教室に行ってきました。保護者はみているだけでしたが、子供たちはそれぞれ助け合いながらゲーム作成をしていました。みんな生き生きしていましたね。