【川上量生】世の中を変えるためには、100の奇跡が必要だ
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東大に入るということは、日本においては最大の「学歴ロンダリング」と言えるのかなと思います。私も高校には行きませんでしたが、ドロップアウトしようと何しようと、最終学歴が東大であれば、それ以前の出自なんて誰も気にしないもんです。正しいやり方で正しく努力すれば誰でも入れるものだし、特に熱中して目指すものがなく、東大入学を人生の目的のように盲信しないという限りにおいては、とりあえず東大を目指すということ自体は決して悪くはないと思います。入学時に学部を決めていなくてもいいし。
「世の中のみんなが驚く冗談をやること」というのは惹かれますね。ネタをやってそれで世の中が良くなるなんてことができたら、それは何よりもカッコイイことだと思います。10日に発表された東大進学を目指す「N塾」、そして「 プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」を開設する意図から、事業を成功させ、世の中を変えるためには何が必要かまで、川上さんに語ってもらいました。
東大進学を目指すことに対する批判などにも答えており、本記事とリンク先で取り組みを参照することで川上さんの意図するところが分かるのではないかと考えています。
また、後半の「奇跡」や「モチベーション」に関するお話は、インタビュー中も非常に印象深かったです。
<追記>
ネットでの反応を見ると、「東大」という言葉に対する脊髄反射的な反応や反発が目立つため、逆にまだそれほど価値があるのだなと思わされます。なかには、全員を東大に送り込もうだとか、強制的に進学させようと思っている人もいるようで。
いま普通の高校には行けていなくて、東大に行きたい子を川上流にサポートする。それがN高の説得力につながり、新たな流れを生む=100ある奇跡の1つを生む、という意味では正攻法であると言えます。
もちろん、その結果を出せるのか。そして、これからの2の矢、3の矢で、ネットの高校がこれからの教育の可能性を示せるのかが勝負になることは間違いありません。
個人的にも、着メロやニコニコが成功したように奇跡を起こし、社会にインパクトを与えられるのか、注視したいなと思います。相対的優位なポジションを手に入れると、幾何級数的な成長の差が生まれます。ポジションでチャンスを手に入れます、そしてチャレンジします。ブランドが出来ます。そして、新しいポジションを手に入れます。ネットワークが広がっていきます。そして、プライドが生まれます。ビジョンが見えてきます。
あと、世の中のみんなが驚く冗談をやることを真面目にやるっていうことですな。この感覚はサービス作りで参考になります。