【佐渡島庸平】「めんどくさい」ことをいかにしてもらうか
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新規事業やスタートアップで例えるなら、課題解決型のアプローチと、エンターテイメントのような提案型のアプローチの違いということでしょうか。
前者は何が課題なのか、どうすれば解決することができるのかを比較的ロジカルに突き詰めることができ、定量化しやすい。一方で後者は、そもそも存在しないものを扱っていたりするものであったりして、論理的にはたどり着きにくいし、定量化もしにくい類いのものなのでしょう。
前者の方が理解しやすい分、お金も集めやすい。後者の場合は、それこそ出来上がった後の世界観や「作品」をイメージして強固に信じ抜いて突き進む人と、それを理解(はできなくとも共感)して支えるパトロン、もしくはこっそり研究できる場が必要なのでしょう。
どちらも大切なものだけど、取り組むアプローチは結構違うのではないかと思います。「ファンが作家から直接、作品を買える仕組み」は、ハンドメイドを直接購入できるminneなど既に存在するものもあり、今後多分野で広がるのでは。その際、コミケのようなリアルの場と、ネットの場の相関を見ていくのが面白そう。
購入ではなく、所有者からの直接レンタルがsharing economyになるが、購入もレンタルも利用した人の評価をどう評価するかが、重要になる。