日本人は「インドに抜かれる必然」を直視せよ
コメント
注目のコメント
実際インドのITベンチャーで働いた経験も交えつつの雑感で。
・インド人だから優秀ってことはない。オフィスワーカーしか見てませんが、気質としては真面目。真面目だから仕事出来るかは別ってのは日本人と同じ。本来チャランポランな性格でもオフィスで豹変するので、被害を被ったりもする。
・ブックスマートな人が多い。ロジカルだけど、それ無理あるよねという夢を追っているというか。インド国内の市場がイケイケなので大局的な考えがまだ若い。それと日本は違うのよと説明するのは大変。実際、エクセルにはめっぽう強いけど、根拠は?って聞くと詰まるなんてことはザラ。
・一番大きいのは人口の分母。これが多けりゃそりゃ優秀な人の絶対数多くなるの当たり前。
・ビジネスレベルの英語を皆話すのは本当。ヒンドゥー語習った方が良い?と聞いたら、むしろ「俺も喋れないから要らない」と言われた(笑)。
更に突っ込むと、
・元々カーストの概念が刷り込まれてるせいか、上には従順な人が多数。
・半面、職務上の立場と生まれついての立場が逆転するケースも無くはなく、やや複雑。もっとも、学があってホワイトカラーになる人は一定以上の出自のはず。
優秀な人もまだ気が若いというか、世界を相手にするほど成熟していないケースが多いと見てますが、彼らが経験を積んでストリートスマートな経営者が出てきたら、確かに手強いかも知れませんね。
追伸:
ヨガって皆やるの?ってバカっぽい質問したことあります。曰く、「あれはマイノリティだ」と言われました。要は、分母大きいから人数も多いけど、割合としては皆が皆やってるわけじゃねーよ、とのたまわれたと。やはり分母は大切ですね(笑)。
追伸2
中西さん、
はい、仰る通りバンガロールの企業です。(ちなみに私は相応に濃い環境ながら、国内勤務です。)確かにデリーとバンガロールではかなり異なる点が多いでしょうから、インドで一括りするのはさすがに宜しくないですね。失礼致しました。バンガロール界隈の同僚からの考察、と訂正させて戴きます。補足、ありがとうございました。「インドに抜かれる」と言う。何をもって「抜く」と言うのだろうか?GDP以外には思いつかない。人口が10倍以上も違うのだから、ある意味必然だと思う。「抜く、抜かれる」の発想よりも、今回の新幹線の様に、パートナーとして相互補完したら良いと思う。特に、日印の間には、巨大で且つ一党独裁の中国があるのだから。
おっ、最初の写真は、孫正義の後継者争いで俺に勝った、ニケシュだね。その後、彼はヤフーの会長になり、僕はヤフーの社員になったから、彼は上司になった。しかし、またまだわからない。
。。とか書いてみると、なんか、自分がデカくなった気が一瞬だけしたよ。人生は、自分がどう思うかで決まるんだな。まあ、後継者って発想もアレですが 笑