エムスリー稼ぎ頭部門長に聞く「最強の戦略」【MR君編】
NewsPicks編集部
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以前、流通/小売会社の普遍的付加価値ってなんだろう、という一般化を試みたことがありますが、「品揃え」「提案・コンサルティング」「顧客密着」の3つに集約させました。(コストは除く)
その際の「顧客密着」の代表例として挙げていたのがMR。ここは、基本的には顧客の方が知識・経験を持っており、本質的な価値提供より「御用聞き」としてなんでもやります(含 飲ませろ抱かせろの接待)という価値くらいしか差別化がない、ということ
もちろん医者としてしっかりと知識を得たい場合もありますし、製品についてはMRの方が詳しいこともありますが、大きく見れは上記の整理。
そういう特性と、その中で接待禁止になったという追い風があって成功したモデルなんだろう、と理解しています『擬人化』させるためか、MR君には製薬各社『顔写真』がついています。これがみんな若い女性。
で、学会の時に『あの人は来てる?』と聞くドクターが頻発。ただこの写真は『MR風の恰好をしたモデルさん』。学会には来ません(笑)。以上「m3あるある」でした。IPOした当時、こんな参入障壁の高いサービスは大きくはやるはずがない、と率直に思ったのを鮮明に覚えている。とんでもなく先が見えてなかったw
改めて見てみるとネットワーク効果が強いインターネットメディアそのものだし、当時大流行した広告付きの情報メールである、オプトインメールと変わらない。難しいのはある一定規模の意思を集めること。集まってしまった今となってはなんとでも言えるが、やはりポイントはコミュニティかもしれない。集まりたくなるきっかけがあったはずなので、そのキモに迫って欲しいな。潜在的なユーザーニーズに気づいたきっかけがあるはず。