【マクゴニガル姉妹(3)】米通信大手ベライゾンの営業成績が急伸した理由
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「思いやり」という視点ではないが、少し時間があったりすると、1m先のゴールに直線的に走るのではなく、100mを走って結果1m先のゴールに辿り着くアプローチも採ってみる。
つまり、面白いことを追求したり、組む人の悩みに付き合ったりすることで、想いを立体化し、課題感を深め、ネットワークを増やしている。実は、1人、1社で出来ることが減っている中で、急がば回れ的なアプローチを採る人が求められているのだ。
しかし、四半期決算の弊害で、営業パイプを毎週管理するばかりになりがちで、「のりしろ」活動がどんどん削られている。これが企業活動が面白い価値を創りだせなくなった背景にある。近年、アメリカでThe science of happinessの研究が盛んだったりしますが、結局、利己的に自身の利益を追求しても幸せになれないと気づいたということかなというように理解しています。
他人をサポートすることで自分も周りもモチベーション高く出来るというのはいいですね。財務省時代の尊敬する上司は、「思いやりは道義的な意味だけではなくて、戦略的な意味で大切」と言っていた。金銭的なモチベーションだけで人は働けるわけではない。人をやる気にして気持ちよく働いてもらうこと、部下に質の高い仕事をしてもらうこと、そのためには戦略的な思いやりも重要。社内で出世していく人の中には、仕事がすごいできて人格破たんしている人もまれにいるかもしれないけど、意外と「思いやり」の使い方がうまい人も多い。