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コメント
注目のコメント
試しに「雇われ経営者」や「サラリーマン社長」といったキーワードをNewsPicksで検索してみると、なかなか辛辣なコメントが並んでいます。
そもそもこれらのフレーズがネガティブなニュアンスを含んでいるからではありますし、書かれている内容はいちいちごもっともなんですけどね。
上場/非上場、オーナーが健在/経営者が数代に渡っている、といった違いによって背景もかなり異なるため、なかなか一般化しづらい話ではあります。
以前、現在も事業再生の最前線にいらっしゃる、大変尊敬するプロ経営者の方にお話を伺った際に仰っていたのが、ファンド案件とオーナー企業の違いです。
前者の場合、コミュニケーションは合理的だし、ファンド側が社内におけるバッドコップを演じるなどの役割分担もできて楽な部分も多いが、あまりに事前のお膳立てが整いすぎていて自分の考えを反映できる余地が少ない。一方で後者は信任を得れば自分の判断で着手できるスコープは広いが、オーナーとのコミュニケーションなど、事業経営とは異なる部分での苦労が耐えず、業績が回復、成長した際のオーナーのエゴを抑えるのに苦労するとのことでした。
いずれにせよ、会社が守成を為すにあたって継投は重要なテーマだと思います。生き伸ばすだけになるのであれば、たたむなり他社に譲るなりした方が良いのかもしれません。上場会社の雇われ経営者になるのであればまだしも、未上場会社の雇われ経営者になる場合には、幾つかの条件が満たされないと、プロ経営者とは言え本領発揮しにくいと思います。
オーナーが、業績として成長してほしいと心底思っていること。一部の株式をやとわれ経営者にも買い取る権利を与えてもよいと考えていること。取締役会メンバーから外れること。
ファンド傘下の企業はまだ上記の条件を満たしているケースが多いです(自分の経験の範囲ですが。あと、ほぼ100%取締役にはなってますね。これはしょうがない。。。)。しかし、未上場企業のオーナーが頼んでくる雇われ経営者は、自分の部下として言うことを聞きつつ、お金を稼いでくれる人という意識の方が多い気がします。
事業承継を必要とする企業が増えてくる中で、プロ経営者を目指す若いメンバーにとっても成長のチャンス。是非、若いメンバーで雇われ社長として請われた場合には、最初の段階で自分が自律的に経営出来る枠組みをオーナーと交渉し、契約内容に記載・締結することをお勧めします。
Good luck!直接は言及されていないで想像になりますが、Mixiでの自身の体験から来ている内容と想像します。それでもターンアラウンドとして入る場合と会社が上手く行っている時の引き継ぎはだいぶ違うはずですが、前者でも老害が残るケースは個人的にもいくつも見てきました。それを考えるにつけ、最高益で息子に譲り、きっぱりと身を引いた(ように少なくとも外から見える)ジャパネットの高田社長はすごいなあ、と思います