婚外恋愛第1話:恵比寿の交差点にて
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恵比寿の夜、ナル太は交差点を歩いていた。
交差点で立ち止まると、スーツケースをもった女性が佇んでいる。
スマホを見て、道に迷っているようだ。
いつもの余計な親切心から、ぼくは困っている人を見過ごせない。
ナル太「どこか、お探しですか?」
女性「あ、はい…このへんなんですけど…」
ナル太「よかったら、ぼくが案内しますよ^^」
女性「いえ、悪いですから…」
ナル太「大丈夫ですよ。どちらですか?」
ナル太「…それはこちらですね」
ナル太は、マンション前まで案内してあげる。
ついついいつもの癖で女性の名前や職業まで聞いてしまった。
セミナー講師されている31歳さゆりさんだという。
どおりで、スーツケースをもっていたわけだ。
念のため名刺を渡して、別れる。
ぼくは相手のlineをスマホに入れといたはずだったが、家に帰ると、LINEに連絡先がない!
しまった。
連絡先を登録できていなかったではないか。
ふて寝するしかない。
茫然自失とはこのことだ。しかし、見知らぬ人からメールが入っていた。
ナル太「だれだろう?…あ、さゆりさんからだ」
お礼のメールがきていた。
何通かやり取りしていると、渋谷で会いましょうということになった。
場所はロキシタンカフェ。
改めてみると、さゆりさんは上品な女性だった。
仕事の話しやら2時間ほどして別れたが、またメールのやり取りし、仕事の話しもふまえ、ぼくの家に遊びにきてくれるという。
日曜の朝、ロビーに来てくれたさゆりさん。
お礼しつつ、部屋に招く。
仕事の話ししつつ、ふつうに過ごす。
でも、冷静に考えれば、部屋に2人だ。
ナル太は錯綜する。
変なムードになり、ハグするナル太。
笑うさゆりさん。
ナル太は、一瞬でいろいろ考えた挙句、断念する泣
ナル太「冗談だよ、あははは笑」
すごいバツが悪い。
2人は何事もなく、食事してバイバイした。
ナル太はlineを送るが、それからは相手から事務的なメッセが来るだけだったという。
【追記】
↑はぼくじゃないけど、これは行くべきだったのか?女性がわからない(>人<;)
注目のコメント
一瞬でいろいろ考えた挙句 断念する泣
ナル太……正しく立派! 笑 好きよ。しかし期待しちゃうよねぇ~泣いて忘れちゃえ。誘うのうまそうだし、次にかけよう!
記事読む前にナル太のお話のほうが面白いと想像できる。記事はヒマになってからで いいわ。
ナル太……ガンバレ。