(ブルームバーグ):ソフトバンクは今月末、3700億円規模の個人向け社債を発行する。償還期日は2022年12月9日の7年債。国内社債としては、4月以降で最大規模の発行額となる。

発行登録書によると、表面利率の仮条件は1.75~2.35%。26日に条件決定する予定。引き受け主幹事はみずほ証券やSMBC日興証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など。ブルームバーグの集計データによると、買収した米スプリントを含めてソフトバンクグループの起債額は今年、既に100億ドル(約1兆2300億円)を上回っている。

ブルームバーグ・データによると、9月末のソフトバンクの純債務は9兆6836億円と3月末の8兆3486億円を上回る。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは9月、スプリントの格付けをB3(投機的格付けの下から6番目)へ2段階格下げした。

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