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前回触れたミッションと同様、バリューも普段からの言動や意思決定、実践を通じて血肉に染み渡らせるものなのだと思います。「社訓の唱和」だとか「社歌の合唱」といった昭和チックな儀式は個人的にはめちゃめちゃ苦手なんですが、あれはあれで価値観を浸透させる一つの方法論なのでしょう。
価値観の浸透という意味では、凡百のビジネス書よりも『失敗の本質』の解説が秀逸です。「白兵銃剣主義」、「大砲巨艦主義」といった旧陸海軍それぞれの行動様式が、どのような体験を経て内在化されたのかが、分かりやすく解説されています。

賞味期限が極めて長い性質のものだとは思いますが、バリューもまた、環境の変化に応じて批判的に再検討すべき対象なのでしょう。ご紹介した社是案も、特定の時期・特定の組織の文脈上にこそ成立する内容なのだと思います。
なので敢えて11個目を加えるとするなら、「以上は全て、事前の予告なく変更される」でしょうか。
僕は当初、バリューって、何か綺麗事を言っている感じで好きになれませんでした。そんな言葉を並べるより背中で語りたい的な感じです。一方で共同代表の新野は売上ゼロの時からバリューは大切だと言い続けていました。会社が30人ぐらいになり、内部がギクシャクし出した時に僕もようやく会社の基軸となるバリューの大切さが腹に落ちました。起業して一番、学んだ事はバリューの大切さかもしれません。
そしてこれは綺麗な言葉を並べても何も意味がない。浸透させる事が一番大切であり一番難しいところ。
こういうのは、いい言葉を考えるのも大変だけど、浸透させるのはもっと大変だろうなー。

どれも良い言葉だと思ったけど、個人的には下記2つがすごく好き

「楽して儲けるを全力でやりきる」
「3カ月前は黒歴史」

組織に浸透させる前にまず、自分がやらないと始まらないよな…
電通の「電通鬼十則」という仕事に対する心構えと、朝倉さんの社是案、全く賛同します。
ミッションは社会的存在意義、バリューは価値観、行動様式。社会を変えていくアグリゲーターを輩出することがミッション、右斜め45度の精神(前に進んでいればよし)がバリュー。

あ、これは、私個人のものですが…
記事を読んで、弊社のバリューである「7つのルール」(下記)を再度見てみたが、確かに『組織のノリを言語化』されている!
あと朝倉さんが考えられたミクシィの社是(仮)は、事業への向かい方についてのノリが弊社のと比較して強いなぁと感じた。それは厳しい変革期に立ち向かったという背景もありそう。こういう観点で色々な会社の社是・バリューを比較してみるのは色々考えさせられる。
http://www.uzabase.com/company/#company-sec2
朝倉さんは本当に理論と実践が繋がった凄い経営者。この一連の連載で深さを感じる。逆に言うと単発で読むと誤解するので、全部読んで生態系を理解した方が良いのだろう。

バリューでも理念でも、結局は言語体系⇒実践⇒環境変化⇒認知というプロセスを組織全体が経験できるかどうかだと思う。組織は共通知と共通体験で成長する。言葉が実体を作り、実体が言葉をつくるので、この循環をどれくらい組織全体が体験し認知できるかだ。

そして、更にビジネス自体がそのバリューを体現しているものかどうか?組織文化とビジネス自体にズレがあると、強い組織文化がビジネスに貢献しない。経営者の仕事はビジネスモデルと組織構築を同時進行的に高めていくことなのだと思う。
バリューの定義がシンプルでわかりやすいと感じます。そして、最近思うことは、バリューを単なるお飾りにしないためには、
① 社長と従業員皆でバリューを考え出すことが重要ではないか
② 従業員が入れ替わるなかでバリューを定期的に再定義する必要があるのではないか
ということ。
もしかしたら、バリューの文言は変えない場合、その解釈を従業員で議論しあう機会が定期的にあればそれで済むかもしれません。
コンサルティング会社でよく言われるのは「クライアントファースト」や「ゼロベース思考」でしょうか
一方、こういうので掲げられる言葉は「それが良いのは頭ではわかっちゃいるが中々、日々実行するのが難しいこと」という意味もあり、今の業界の流れを見るとさもありなん、という感じもします
本記事、保存しました。机にはろうかと。