[バンコク 12日 ロイター] - タイの通信規制当局は12日、携帯電話の第4世代(4G)サービスに関する1800メガヘルツ(MHz)周波数帯の入札を実施し、携帯電話国内最大手のアドバンスト・インフォ・サービス(AIS) <ADVANC.BK> と3位のトゥルー <TRUE.BK> が落札したと発表した。最終的な調達額は22億6000万ドルに達した。

国家放送通信委員会(NBTC)によると、AISは409億9000万バーツ(11億4000万ドル)、トゥルーは397億9000万バーツの入札額を示した。

33時間におよぶ入札の結果、落札額は最初に設定された159億1000万バーツの2倍を超える水準に跳ね上がった。アナリストの予想は220億バーツだった。

同業2位のトータル・アクセス・コミュニケーション(TAC) <DTAC.BK> と、ジャスミン・インターナショナル <JAS.BK> も入札に参加していた。

アナリストは高額な落札額が携帯事業者の収益を圧迫する可能性を指摘した。