【小泉×玉塚】ワーク・ライフ・バランスは政治家に考えさせてはダメ
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ワーク・ライフ・バランスは「仕事と私生活の両立」ではなく、「やるべき仕事をやれる環境にし、生産性を上げること」(by玉塚さん)。言葉の定義の仕方はとても大事なことをあらためて感じます。
仕事と私生活の両立の形は人によって異なるけど、生産性あげる努力なら皆が同意できますからね。私も自信をもって努力してると言える(笑)。
また、ワーク・ライフ・バランスがない人に考えさせてはダメ(by小泉さん)。経験したことがない人で物事を頑張って考えていることが多すぎる。「もっとICTを活用したり持っている技術を組み合わせたりして日本全体の生産性を劇的に上げることは、今後絶対に必要です。」とありますが、偶然にも同じタイミングで、「ITは進化、生産性は低下の謎」とのDOL記事が出てますね。
そもそも、よく言われる「日本人の非効率な働き方を改善すれば、日本全体の生産性が上がる」というのは、完全な誤解です。だいたい、労働生産性は全要素生産性(TFP)の一部でしかありません。
で、労働生産性についてはこれもブログに詳細書いてますけど、日本の労働生産性が低いのは、働き方の問題じゃなくて、政府・企業サイドがより付加価値の高い産業・ビジネスに移行することに失敗してきたという、戦略サイドの問題です。シンプルに言えば、もっと上手い稼ぎ方考えろ、って事です。
→「労働生産性が低いのは日本人の働き方が非効率だから・・・なんて誤解に振り回されてたら余計に経済成長できないかもよ」
http://gogotomo.ldblog.jp/archives/39233108.html
まあ、生産性のことは置いて、もっとマトモな働き方を実現することはとても大切ですが。個人が自立し、組織も自律する会社こそが、今後の社会を支えていく。
経営者が社会課題を意識しつつ、経営を行う。そうすると、社会からも意識の高い会社として認知される。そうすると、問題意識の高い人々が集まる。そんなサイクルを創りたい。
ライフワークバランスもその中の一つのテーマに過ぎない。