ホリエモンが語る「アマゾンの3つの弱点」
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とにかくスマホシフトが遅れています。フェイスブックの力の入れようと比較すると非常に。それは楽天も同様ですが。そういう時にゲームチェンジャーが現れがちです
「本が好きではない」「エモーショナルな訴えかけがない」というのは正にそうだと思うが、それが「弱い」と捉えるのかは色々と議論があるところ。
この辺はやはり尾原さんの論が一番しっくりきていて、そもそもインターネットはアメリカで生まれたものであり、アメリカ社会は多様な価値観を持った人が入り混じるローコンテクストな世界なので、だれが見てもわかるような規格化、前提知識が必要ない設計になるものでアマゾンも如実にそれが表れている。官能材と機能材なら機能材だし、すりあわせとモジュールで言えばモジュール的だしデジタル的。小売の雄のウォルマートだって同様。
一方で、日本は同一民族である程度のことは「あ・うんの呼吸」で分かるハイコンテクスト社会であり、楽天の作りはそこを前提としたものであるとのこと。うるさくおせっかいなサイトの作りも、ホリエモン氏もうざがっている頻繁なメールも(少々やりすぎとは思いますが)「買い物のプロセスを楽しむ」ために設計されている。アナログを組み合わせることによって「高揚感」を演出しているとも言えます。
今のことろこの設計でうまく行くのは日本だけであることが、楽天が海外で苦戦している要因だし、日本で踏ん張れている要因なんだとは思う。
問題はこの「日本的ハイタッチサービス」は、世界一消費が成熟した先進日本で現れている先進的な現象なのか、日本固有のガラパゴス的な思想なのか。仮に前者であり、例えばアジアが発展していった先にそのような世界が来るなら楽天にもチャンスありなんでしょうね堀江さんの冷静な分析。アマゾンが一見便利すぎて、「アマゾンの弱点はどこか」を考えることがなかった気がします。
個人的には、スマホではアマゾンをまったく使わなくなりました(わたしだけの話かもしれませんが。。。。)。今後、消費のカギを握るミレニアルズ世代が、アマゾンをどう思っているかを知りたいところです。