LG、テスラに車載電池 パナソニックの独占崩す
日本経済新聞
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気になるニュース。Tesla向け電池は、下記記事にあるように「レシピ」が独自のもので汎用的ではないはず。電池はシンプルには化学品なので、そこらへんの調整力が技術的な競争要素。その中で二社購買をするというのは、そんなに簡単ではないし、レシピなどのノウハウをパナが有しているのか、Teslaが有しているのか、気になるところ。Teslaとしては、価格交渉力は調達の安定性のために2社購買にしたいのは当たり前ではあるが、パナはもちろんその逆を考える。
あとは、2社の電池を購入したり、1社の電池でも一定の特性のバラツキはある。1台に確か5000個くらいセル積んだのをモジュール化していたと思うが、そのばらつきの制御や、ばらついているものをどう組み合わせて全体として特性を担保するかは、ノウハウの大きいエリアのはず。
https://newspicks.com/news/640500?ref=user_100438蓄電池は国家戦略的にもっと優遇せよ。半導体と同様、新興国の追い上げを許し、シェアを奪われ、日本企業は過剰投資が負担となって撤退、という過去の失敗の二の轍を踏まぬことだ。
バナソニックに対して、自分たちが表に出なくでも、テスラが売れれば売れるほど自動的に儲かるからいいじゃないという見方もあったが、パーツのサプライヤーであるということはこういうこと。もちろん利益率も調整できない。
日本は技術力で勝負するのか、構成力で勝負を目指すべきなのか?