時価総額33兆円。「無敵のアマゾン」は日本も制するのか
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今やアマゾンは、誰もが無視できない存在。アマゾンの労働環境を巡る議論は、日本でのユニクロ論争を思い起こさせます。
それにしても、アマゾンとニューヨーク・タイムズの論戦は、両者がミディアムというオープンなプラットフォームで論戦を交わしているところが、いかにもアメリカらしい。
特集では、アマゾンが存在感を増す各業界をライバルとともに分析。堀江さんにもアマゾンについて意見をじっくり聞きましたが、堀江さんのアマゾン論はとても新鮮でした。
https://medium.com/@jaycarney/what-the-new-york-times-didn-t-tell-you-a1128aa78931#.k8ukdsya0今回の特集で改めてアマゾンについて考えてみました。考えてみるとアマゾンにも死角があってそこを埋めきれてないことがよくわかります。
「ユニクロ疲弊する職場」という東洋経済の記事がすごいPVを獲得し話題になったことがあります。これはアマゾンに対するNYTと相似形にみえますね。
アマゾンにしてもユニクロにしてもある種の効率を追求した結果の過酷さという意味で。ただそれは同時に両社とも「過度に損得で考える会社」ということですので、これ以上批判されると「損」だと考えれば改善に向かうでしょう。もしアマゾンの労働環境に改善がないのならそれはまだ「損」と考えていないということでしょう。
私は産業保健分野しか知りませんが、ユニクロはあの記事以降社員の健康管理に思い切った予算を取りました。もちろん「まだまだ」とか「本質は変わっていない」とかいう批判はあると思いますが、その動機はどうあれ「疲弊する職場」で病気になってしまう人を減らそうという意識が出たことは前進だと思います。