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こんなに働く時間を減らして、 日本企業は世界で勝てるのか? - 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進

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  • ソフィアコンサルティング株式会社 代表取締役

    仕事柄、長年労務面・戦略面双方から労働時間問題を考えてきたが、これは、単に「長い・短い」を議論の軸にしても無意味だ。
    かといって、“時間”を「ワーク」(=賃労働時間)と“ライフ”(=私生活時間)に分割する発想は、もっと馬鹿馬鹿しい。
    いずれも、日本企業の生産性向上(その結果としての、労働時間削減)にはつながってこなかった。

    最近特に思うことは、労働時間問題は、若年層(30代くらいまで)と中高齢層では異質だということですね。

    特に深刻なのは、やはり若年層。若いうちは体力と集中力が高いので、嫌な仕事でも無理をして長時間できてしまう。
    結果、身体や精神に異常を来たし、多くの優秀な人材を日本は失っている。
    一方中高齢層は、体力の衰えに伴って自分の限界を自覚できるので(笑、まあ放っておいても、さほどのことには至らない。

    従って、労働時間管理(=仕事の管理)で企業が注力すべき対象は、若年世代の社員です。
    あくまで分かりやすい例として挙げると、例えば駅伝・マラソン選手。
    彼らは、企業チームに分かれて鍛練していますが、かなり実力の高い選手でも「コーチがいなければ、どういうプログラムでトレーニングしていいか、自分には分からない」と言います。
    つまり、セルフマネジメントのスキルを身につけていないわけですね。

    企業で通常の仕事に従事する社員にも、同じことが言えます。
    直接的な仕事のやり方は分かっているが、よりトータルで長期的視点からのセルフマネジメントスキルは、一様に低い。
    これを高める取組みを、個々の人材、そして組織単位で進めることが、日本企業の生産性向上=労働時間の適正化において、最大のポイントでしょう。


注目のコメント

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    コーポレイトディレクション Managing Director

    プロフェッショナルとして進む人間と、そうでない働き方を求める人や現場オペレーション人材の話をしっかりと分けて議論していて、この手の記事にしてはバランスが取れてますし、「プロを目指す人は若いうちから”ワークライフバランス”とかばかり言っていると競争に負けますよ」という主張においては全く違和感はない。特にGの世界になると、競合相手は世界のエリートたちで、彼らは本当に良く働いており、本当の競争の中で勝っていくには並大抵のことではだめなんでしょう。
    それでも比較的反発のコメントが多いのは、「量だけ」を追い求めて中身が伴わない人や、中身がない仕事に延々付き合わされるサラリーマンの勤務が日本で多いことによるところで、そちらも一面の真実ではあります。
    もちろんこういう議論はバランスが重要。
    働き方の多様性は認めるべきとは思いますが、Gレベルで戦えるエリートを何人輩出するかというは、国力という意味で重要であり、そこが日本企業のボトルネックになっている現実の中では、個人的には筆者の論調の方に賛同します


  • 認定NPO法人フローレンス 代表理事

    これは酷い・・・。「マネックス松本社長も長時間労働だし、オシムもそうだから、長時間労働しないとダメだ」って・・・。データで語りましょうよ。ちなみに長時間労働と業績の相関関係はないです。http://bit.ly/1H3B7Xo
    こういう昭和脳のマネジメントが、部下の人生を食い潰していくんですよ。
    今後のマネジメントスタイルは、「制約条件がある個々の社員の可能性を最大化する」というダイバーシティマネジメントの形に進化させていかないと、それこそ世界で勝てないでしょう。成長を止める真犯人は、時代遅れのトップマネジメントです。


  • 作家

    筆者の提唱するような働き方を望む人は、そのように働けばいい。ただ、記事中にあるような「定時で上がれるような」働き方を望む人に対して、現状としてそうした条件や環境が整備されていないことが問題なのではないだろうか。

    また、今後は「24時間、戦えますか?」という個人の尋常ならざる働きぶりに寄りかかるような企業体質では、優秀な人材はなかなか確保できないはずだ。


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