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このタイトルは『日本が頼るのはアメリカ。中国と韓国への期待は乏しい。』とも読めますね。

韓国を対象に中韓・日韓・南北関係の部分的な考察を行っているようですが、先ずは最も重要な米中関係についてしっかりとした理解無くして話を進めては本質を見誤るのではないでしょうか。

これまで日本メディアの殆どは米中の対立ばかり強調し、冷静な分析を怠ってきました。安保改正の為に仕方なかったという面はあるのでしょうが。

しかし、本当に両国が犬猿の仲で緊張が高まっているなら、周主席がオバマ大統領に会いにアメリカまで行くはずがありませんし、まして核保有国同士で軍事衝突などどちらも望むはずもありません。
世界ナンバーワンとナンバーツーの国同士が喧嘩すればお互いダメージが大きいので、タフな話し合いを通じてパートナーシップを深めつつあると見るのが妥当でしょう。

従って韓国が両大国に挟まれて悩んでいるのは事実ですが、最終的にどちらを選びどちらを捨てるような究極の選択をする状況になる可能性は低いと思います。

逆に心配なのは韓国より、アメリカだけを信じ中国と対立を続ける日本ではないでしょうか。
【国際】昨日も書いた通り、韓国の伝統的な外交観は「事大主義」であり、「バンドワゴニング」である。超単純化してしまうのであれば、韓国外交は貿易統計と周辺国の軍事バランスを見れば予想がついてしまう。そういう意味では、イデオロギー的な外交というよりは、現実主義的な外交が繰り広げられているということになる。
前編で、地政学・軍事的な要素に関する議論への期待をコメントしていたが、まさに期待通りの内容。
北朝鮮の問題に関しては、(現在の状況では)中国側からの抑止が期待でき、米国との同盟に関しても日本の参加は必須の要素ではない。

それでは日本はどうするべきかというと、韓国と同様の戦略がベストかもしれない。米国との連携強化と、中国の経済的関係維持。

(追記)
記事とは直接は関係ないが、貿易統計から韓国にとって対中貿易のリスクがわかる。
韓国→中国の貿易について、輸出入額それぞれに占める割合。カッコ内は輸出、輸入それぞれにおける順位。
電子集積回路:輸出の17.6%(1位)、輸入の9.0%(1位)
液晶デバイス等:輸出の11.5%(2位)、輸入の2.6%(4位)
電話機等:輸出の4.2%(4位)、輸入の8.6%(2位)
韓国→中国の主要輸出品が、主要輸入品と重なっていることは重要。そして、輸入額は大幅に伸びている一方、輸出額はそれほど伸びていないか減少している。
韓国にとって、中国との経済的連携は両刃の剣。