米ウエスタン・デジタル、サンディスクを190億ドルで買収
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注目のコメント
<追記>
①シルバーレイクや投資銀行、企業自身も、クラウド時代にメモリーやストレージ重要であり、再編すべき。それで、まず、デルがEMCを買収。
②中国の紫光集団が、中国半導体強化で、マイクロンにTOB、また、特許やカード考えサンディスクにも関心。マイクロンは米政府が反対。
③NAND市況悪化もあり、サンディスク身売り そこに、中国が来たので、それを交渉に使いながら、マイクロンや、東芝にも打診。
④東芝は、前回は、サムスンがサンディスクを買いそうになった時に持分を増やしたが、今回はカネもないし、リストラ中で、あまり釣り上げられた金額は相手にしたくない。また、マイクロンなら直接競合なので、いや、WDなら仕方がないか。
⑤SIAなど米政府は、マイクロンについては、中国には買わせるな?
⑥マイクロンは、自社の価値を有利にしようと、設備投資発表。サンディスクも、東芝への脅し、自分を有利にしようと、さらに、リーク。
⑦紫光も、マイクロンはあきらめ、すでに取得のWDを通して、サンディスクを買えばいいと考える。
⑧東芝としては、特許やソフトも含め、サンディスクに逃げられたくないので、前向きな発表。WDなら、SSDの応用先もあり、HDDを売れるかも?
あと不明は、
1)WDの背後にある紫光が、どこまで四日市にくるか、東芝が見せるのか、東芝も買われてしまうのか、セミコン分社化の前触れか?
2)また、インテルは紫光ともマイクロンとも関係があるが、どうするつもりか?米SIAの本音は?
TEL-AMATに反対してつぶしたのはインテルだという話もあり、今回のLAM-KLA、WD-サンディスクも、インテルの大きな読みがあると思います。やはり、インテルは半導体の帝王で支配者。ムーア法則の限界の中で、画策。自分に有利に、業界を再編している。
<元>
東芝としては、マイクロンに行くよりは、マシという選択肢か。もし、マイクロンにいけば、完全に競合になる。WDであれば、SSDもある。もちろん、しょうがないか、ということでしょう。同時に以下のような発表もしてます。
ただ、分からないのは、WDの背後にある中国の紫光集団の存在。マイクロンは米政府の反対もあるので、あきらめて、サンディスクを考えいるのか。
東芝をめぐって、中国とアメリカ、いろいろな思惑が交錯するでしょうね。SanDiskをWDが買収へ。若林さんのコメントも参照。現在のSanDiskの株価は買収価格を下回っており、ディールが成立しないと見ている向きもあると思われる。
なお、昼間Pickしたが、東芝との合弁の四日市に関して、共同投資にSanDiskと東芝が合意した発表がされている(下記)。あとは、東芝はHDDをやっていて、元は小型で強くiPodで使われていた。WDが日立からHDD買収した際(HGST)に、独禁法の関係で3.5インチという非モバイルサイズのHDDをWDが東芝に売却した。WD・東芝がHDDやって、SanDisk・東芝がNANDをやるという「双子が2つ」といった状態であまり効率的とはいえない。ただ、前述のように独禁法のからみがあったので、統合も出来なさそうだし…関係者が増えることでスピードが遅くなって競争力が落ちることだけはないように願いたい。
https://newspicks.com/news/1213284?ref=user_100438以前、報道のあったSanDisk買収が発表。
https://newspicks.com/news/1201786
NANDメモリの「超老舗」が買収されるとは色々と思うところはあります。
Western Digital社のHDDとのハイブリッドHDDが期待されますし、SSDも内製で出していくでしょうが、ストレージ系ハードビジネス自体が価格競争になってきているため、どのようなシナジーを生むかはまだ不明な点が多い。
今回の買収も含め、NAND系の半導体事業はもう少し統廃合含め再編が起こると予想しています。