「私はフランス人であることが恥ずかしい」。ドイツ台頭を許す仏政府への失望
NewsPicks編集部
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ドイツは1990年代初頭から、経済成長を着実に進め、成功。しかし、難民問題への対応によっては、経済低迷および失業率の高い周辺諸国との軋轢が急速に高まる可能性がある。
東西ドイツの統一時に、ミッテラン大統領がマルクを捨てさせ、ユーロに統一。しかし、ドイツのブルドーザーのような効率主義を押さえることは出来なかった。すなわち、ユーロは各国の経済力の平均値で決まることから、ドイツにとってはマルクに比して割安・輸出しやすい環境だったため、益々ドイツの製造業が力を増している。
こんな中、難民問題が起きた。ドイツのメルケル首相も当初は受け入れを容認していた。しかし、難民が急増する中で、EU各国に受け入れを求めたほか、昨日はEUへの加盟をちらちかせ、トルコで一旦難民を受け入れる方向で交渉をスタートしている。
他国は既に、失業率が高い。雇用を奪われるとの懸念を持つ中間層は、ドイツによって難民を受け入れろ、と強制された場合には、ドイツに対して強い不満を持つ可能性が高い。ドイツとしても、この軋轢を免れるために何とかトルコで食い止めたいということなのだろう。フランス人学者から見る一ヨーロッパ観ですね。
ズバッと表現していて面白いけれど、皮肉って嘆いて憂えてるだけに見えました。ご意見は、ユーロ離脱でフランスの誇りを取り戻し行動せよ、というご意見なのかな?