[13日 ロイター] - 米マイクロン・テクノロジー<MU.O>とハードディスクドライブ(HDD)製造の米ウエスタン・デジタル(WD)<WDC.O>が、米半導体メモリー大手のサンディスク<SNDK.O>と買収の可能性について協議している。ブルームバーグが、事情に詳しい関係筋の話として伝えた。

それによると、サンディスクは身売りの可能性を検討するため、銀行を起用した。

まだ結論は出ておらず、合意に至らない可能性もあるという。

各社のコメントは現時点で得られていない。

13日の終値(61.77ドル)に基づくサンディスクの企業価値は約126億ドル。同社株は年初来約37%下落している。

ノムラのアナリスト、ロミット・シャー氏は先週、サンディスクについて複数の企業が戦略的資産とみなしているとの見解を示し、1株当たり90ドルを下回る買収案は拒否される可能性があると指摘した。

中国政府系プライベートエクイティ、清華紫光集団の親会社、清華ホールディングス[TSHUAA.UL]は9月末、WDに15%出資する計画を明らかにしている。