新着Pick
84Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
慰安婦問題について詳しい訳では無いのですが、被害者(支援団体)・政府・国民の3つに分けて基本的な韓国の現況を補足したいと思います。

先ずは老齢の被害者に代わって賠償要求活動を行っている被害者支援団体。
韓国内で慰安婦問題解決を目指して活動している市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」は、主な活動としては毎週水曜日に日本大使館前で集会を開いております。明日10月14日で1200回目の集会となります。慰安婦被害者と大変緊密な関係を20年以上維持している為に、和解に大きな影響力を有します。

アジア女性基金からの償い金を被害者の約7割が受領拒否したのも挺対協の働きかけによるもので、日本政府からしたらタフな相手ですが、活動開始して20年以上が経過し生存被害者も50人を切る中で早急な解決を望むのは挺対協も同じはずです。

話がややこしくなるのが、日本政府の交渉窓口は公式的に当然韓国政府であり政府間で解決策を協議する事になりますが、そこで生まれた和解案で韓国政府が挺対協を説得出来るかがネックになる可能性があります。

挺対協は政府がコントロール出来ない所謂”左翼”市民団体です。韓国政府に従順ではありません。

尚、朴大統領としては本人が慰安婦問題の解決を強く主張した経緯もあって、政府としては是非とも早急な解決を望んでいるでしょう。慰安婦問題解決は朴政権の大きなプラスポイントとなり政治基盤が強固になります。

一般国民に関しては慰安婦問題は興味を引く新しい話題も無く、直接自分と無関係なイシューである事から、殆ど無関心です。日常の中で慰安婦問題が話題に上る事も無ければ、普段マスコミでも殆ど取り上げません。
韓国政府としては、国民の関心が低い方が日本との交渉も楽なので助かります。これは日本高官の炎上発言などでマスコミが騒げば、日本政府だけでなく韓国政府も困るという事でもあります。

以上の通り韓国では、以前よりは和解要求条件を下げてでも迅速な解決を望んでいるものと考えます。日本政府も国家イメージ悪化を避ける為にも和解に努めるのではないでしょうか。

最後に、和解案については韓国では安部政権になって歴代首相の見解や謝罪を否定したと見ており、それを払拭する行動が大前提となりそうです。賠償金支払いは危険な前例となる為、日本政府は当然受諾出来ませんので、知恵を絞るところですね。
【国際】船橋洋一、東郷和彦、エズラ・ボーゲルといったビッグネームによるケネディ・スクールでのシンポジウムなのに内容が薄すぎる…。
東郷和彦先生の発言をまとめた両記事。
慰安婦問題と靖国神社問題について、東郷先生の見解が端的に述べられています。

慰安婦問題の解決方法については、非常に理解・納得ができますが、これが実際に行われるかというと、おそらく安倍政権では時間が足りなくなってしまいますので(首相の優先順位的にはそれほど高くないはず)、議論も含め、次の政権以降でということになりそうです。
(具体的な方法は記事を。端的には①生き残っている50人の慰安婦女性に日本政府から反省とお詫びの気持ちを伝えること、②政府予算から償い金を支出すること)

専門家ではない国民の間できな臭い議論が続く中、なんとか専門家レベルで穏便に、そして早急に解決されることを願うばかりです。

そして、靖国神社問題。
東郷先生が述べられている「無宗教の恒久的施設の設立」案については、千鳥ヶ淵戦没者墓苑が存在していることとの関係性を聞いてみたいところ。
また、「A級戦犯分祀」案については、中曽根首相の際に検討されたはずで、その際に靖国神社側から分祀は不可能(同じ座布団の上に座った魂を分けることはできない)と言われていると認識していますが、古賀誠氏の述べる「祭神名票を宮司預かりに留め、1978年以前に時を戻す」というのは不勉強で初めて聞いたものでしたので、また勉強してみたいと思います。
米国の、韓国の、日本の、と言っているが、政府なのか市民団体なのか、主体はもっと明確にした方が良い。なぜなら政府も市民団体も市民も本件のアクターだから。そして、残念ながらここまで問題が大きくなってしまうと、どの政府も世論を気にせずに行動することができず、互いにイロジカルな面子にこだわることになってしまうのだが、この記事ではその視点がすっぽり抜けている。

ちなみに、パクユハの帝国の慰安婦は、韓国はもちろん日本の学会でもかなり批判されているので、これを軸に慰安婦問題を語ることは絶対にお勧めしない。日本で毎日の賞を受賞したが推薦者がさもありなんというメンツだったことからも明らか。

この問題についてわかりやすく論じているのがちょっと昔の本にではあるが、上野千鶴子の「ナショナリズムとジェンダー」で、韓国の市民団体の主張が、まさにナショナリズムとジェンダーという二つの視点から説明されている。「性の搾取」を批判するとともに、ナショナリズム批判でもあり、なぜこの二つが結びついてしまうのか考える手助けになる。どちらか一方を抑え込もうとしてもダメで、両方を懐柔しないと、この問題は収まらない。