高まる「中国警戒論」。米国でしぼむ「習近平政権」への期待
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米国の意見は、政策担当者、知識人、一般国民などあらゆるレイヤーで多様ですので、正しく世論を読むためにも、バランスよく情報を摂取することが不可欠です(過去、日本はそこを読み間違ったケースが多くあります)。
明日は、中国側の意見の一つとして、謝韜(シエ・タオ)・北京外国語大学英語学院副院長・教授のインタビューを掲載します。タイトルは「習近平の過去2年半の外交に対する評価はA+だ」です。
追記:岡さん、図表の誤記のご指摘ありがとうございます。図表修正しております。読者のみなさまにお詫び申し上げます。大国同士というか、アメリカと中国は相性がいいと思います。気を遣わず合理的な部分など。日本より米中は親和性が高いと考えています。また中国は小学校から大学院まで授業に共産主義理念が必修ですけど、こんなイケイケのなんとでもなる国は、下手な自由主義国家より自由な部分もありますし。ネット規制もどうとでもなり、"ある領域に入りさえしなければ、自由" (知人の言)ですから。日本は如何に両者に食い込めるか考えたらいいと考えます。
中国は当然、覇権国家を目指している。民主化(=というよりも、個人の自由をどこまで認めるか)は経済成長に必要な範囲と、政治体制の維持できる範囲で行う。イノベーションを起こせる国が最終的には勝つとわかっているから。
一方で、米国はどうか?かつてイメージしていた民主的な国というところから、ややずれた世界に来ているのではないか?大企業・富裕層優遇、監視社会化、所得格差の拡大など、新たな社会システムへのシフトが起き始めていると思う。
最も、イノベーションをここまで強烈に起こせる人財やエリアを生み出している点は、やはりすごいとしか言いようがないが。。。